母が年収270万円の東大生 修学支援新制度の成績要件に抱く思い

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朝日新聞記事有料記事関口佳代子2025年11月17日 8時30分平尾剛さんのコメント修学支援新制度を利用しながら東京大に通う学生=2025年10月29日午後2時40分、東京都内、関口佳代子撮影 返済不要の給付型奨学金と授業料減免を柱とする国の修学支援新制度。2020年度から始まったこの制度は、年度ごとの審査で学業成績が所属学部の下位4分の1に入ると「警告」を受け、連続すると支給が停止されてしまう「成績要件」がある。学生はどう見ているのか。 「制度として適切なのだろうか」。東京大理科Ⅰ類1年の学生はこう漏らす。「『奨学金を受ける以上、勉強を頑張れ』と言いたい気持ちはわかるが、相対評価では確実に下位4分の1に入る人が出る」 愛知県出身。小学生の時に両親が離婚し、母子家庭で育った。高校3年と中学3年の弟がいる。40代の母親はサンプル品の梱包(こんぽう)作業の仕事に従事し、年収は約270万円。学生は予備校に行かず、参考書を使いながら2年間「宅浪」して入学した。 定期的な仕送りはない。築4…【11月25日まで】全記事が読み放題のコースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちらこの記事を書いた人関口佳代子東京社会部専門・関心分野家族、性に関する問題関連ニュースこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月17日 (月)電気ガス補助 月2千円以上高市内閣支持率、69%暗号資産を金融商品に11月16日 (日)「非核三原則」見直し検討へ中国、日本渡航自粛呼びかけ東京都、宿泊税引き上げ検討11月15日 (土)日中、非難の応酬デフリンピックきょう開幕大谷翔平 4度目のMVP11月14日 (金)総合経済対策案を与党に提示山上被告の母、遺族らに謝罪警察官がクマ駆除可能にトップニューストップページへ高市内閣支持69% 歴代屈指の高さ維持 物価高対応評価 朝日世論21:30福島市長選で馬場氏が初当選 33歳の前衆院議員が2期目の現職破る22:52「非常に厄介なことに」 斎藤知事の七つの疑惑、側近たちは動いたが6:01工藤会トップ、親族へ土地を信託 「賠償逃れ」事件遺族が主張し提訴8:00風の谷のナウシカ「メーヴェ」モデルの飛行機 ラストフライトに歓声18:30寒さ防げない住宅に新たなリスク? 高齢者の抑うつ傾向高めるおそれ8:00