成績下位4分の1は修学支援停止「親ガチャだ」 識者が指摘する構造

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朝日新聞記事有料記事関口佳代子2025年11月17日 8時30分 所属する学部の下位4分の1の成績が2年続いたら、支援を停止する――。返済不要の給付型奨学金と授業料減免を柱とする国の修学支援新制度。2020年度から始まったこの制度は、年度ごとの審査で成績要件が課せられている。修学支援新制度や奨学金を利用する学生の実態に詳しい大内裕和・武蔵大学教授に妥当性などを尋ねた。 ――朝日新聞と河合塾の共同調査「ひらく日本の大学」で「成績(GPA)が下位4分の1に2回連続で入ると原則支援打ち切り」とする「学業成績要件」について、評価するかどうかを尋ねたところ、肯定的な評価が7割弱、否定的は3割にとどまりました。 修学支援新制度は「高等教育無償化」の流れの中で始まりましたが、私立の授業料の減免の上限は年間70万円。自宅外の国立大生向けの給付型奨学金も上限年間80万円で、生活費をまかなえません。支援対象の学生は、かなりのアルバイトを強いられている可能性があります。アルバイトに追われる大学生の実態などを調べる武蔵大学の大内裕和教授=2025年10月31日午後4時42分、東京都練馬区、関口佳代子撮影GPA落とさぬよう「楽単」 教えている大学では、GPA…【11月25日まで】全記事が読み放題のコースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちらこの記事を書いた人関口佳代子東京社会部専門・関心分野家族、性に関する問題関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ11月17日 (月)電気ガス補助 月2千円以上高市内閣支持率、69%暗号資産を金融商品に11月16日 (日)「非核三原則」見直し検討へ中国、日本渡航自粛呼びかけ東京都、宿泊税引き上げ検討11月15日 (土)日中、非難の応酬デフリンピックきょう開幕大谷翔平 4度目のMVP11月14日 (金)総合経済対策案を与党に提示山上被告の母、遺族らに謝罪警察官がクマ駆除可能にトップニューストップページへ高市内閣支持69% 歴代屈指の高さ維持 物価高対応評価 朝日世論21:30福島市長選で馬場氏が初当選 33歳の前衆院議員が2期目の現職破る22:52「非常に厄介なことに」 斎藤知事の七つの疑惑、側近たちは動いたが6:01工藤会トップ、親族へ土地を信託 「賠償逃れ」事件遺族が主張し提訴8:00風の谷のナウシカ「メーヴェ」モデルの飛行機 ラストフライトに歓声18:30寒さ防げない住宅に新たなリスク? 高齢者の抑うつ傾向高めるおそれ8:00