毎日新聞 2025/11/17 09:45(最終更新 11/17 09:45) 890文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷エプロン姿のメイドがキューピッド役になって「おしゃべりタイム」を盛り上げた=桐生市菱町で2025年11月16日午後2時16分、遠山和彦撮影 65歳以上のメイドが評判を呼ぶ「冥土喫茶しゃんぐりら」は16日、60歳以上の独身男女を対象とした恋活イベント「セカンドスプリング(二度目の春)」を初開催した。配偶者を亡くすなどした60~80代の6人が参加。メイドが恋のキューピッド役として場を盛り上げた。初のイベントは「寺」 イベントは「冥土喫茶」の名前にちなみ、群馬県桐生市菱町2の寺「泉龍院」で開催。畳敷きの本堂に、60~80代の男性4人と女性2人が集まり、冥土喫茶の横倉佑樹店長と白いフリルのエプロン姿のメイド5人が加わった。Advertisement恋活イベントの参加者にふるまわれた栗ようかん。冥土喫茶流のおもてなしで、お皿に「喪え」とデコレーションした=桐生市菱町で2025年11月16日午後2時12分、遠山和彦撮影 自己紹介の順番は、結婚式で花嫁が花束を投げるブーケトスにあやかり、布製のボールを投げて決定。初対面の空気をやわらげた。 そして、テーブルに座ってのおしゃべりタイム。メイドたちが「おいしかった食べ物は」「旅行で楽しかった場所は」などと質問を振り、日ごろの接客で培った話術で会話を広げていった。最初は緊張した面持ちの参加者もいたが、話すうちに、昔の街の風景や知人などの共通点があるとわかり、次第に打ち解けていった。 この日は栗ようかんがふるまわれ、冥土喫茶ならではの演出も。お皿にメイドがチョコレートソースで「喪(も)え」とハートマークを描き、参加者と一緒に「おいしくなーれ、喪え喪えきゅん」とおまじないをかけた。 さらに、県民おなじみの上毛かるたで交流。年配の人でも文字が見えるように、横倉店長が縦15センチ×横10センチの大きさで札を作製。メイドも加わって和気あいあいと盛り上がり、2回にわたって楽しんだ。群馬県民おなじみの上毛かるたで交流する恋活イベントの参加者=桐生市菱町で2025年11月16日午後3時4分、遠山和彦撮影 今回は、告白タイムを設けてのカップル決めはしなかった。ただ、終了後に連絡先を伝えあう参加者もいた。 70代の男性は、10年前に妻と死別して冥途喫茶の常連になったといい、「共通の知人の話で盛り上がりました。参加してよかった」と話した。12年前に夫と死別した80代の女性は「昔と違って近所づきあいもないので、こうした催しに積極的にチャレンジして、出会いを楽しみたい」と語った。 企画した横倉店長は「こうした機会を通して、高齢者がお茶飲み友達を作るきっかけになれば」と話した。【遠山和彦】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>