毎日新聞 2025/11/18 11:00(最終更新 11/18 11:00) 有料記事 1757文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷写真はイメージ=ゲッティ なんでも肯定して甘やかしてくれる「いたわりロボット」を使ったのび太は、宿題を放り出して遊びに行ってしまう。 これは1975年10月号の学習雑誌「小学五年生」(小学館)に掲載された漫画「ドラえもん」の一場面だ。 インターネット上では最近、このロボットと、生成人工知能(AI)を活用した自動会話システム(チャットボット)を重ねる投稿が見られる。 肯定的な言葉ばかりが返ってくるチャットボットは心地よい一方で、「このままでいいのか」と不安を感じたことがある人もいるのではないか。 人を幸せにするAIの開発には何が求められるか、ロボットやAIが与える心理・社会的影響を研究する野村竜也・龍谷大教授に聞いた。 <主な内容> ・自尊感情の高まりは厳しい経験から ・依存状況の把握には手が回らず ・研究分野を超えて問題解決を自尊感情の高まりは厳しい経験から 漫画「ドラえもん」に登場する「いたわりロボット」は、親に怒られたり、友達にばかにされたりして落ち込むのび太に、優しい言葉を繰り返しかける。「この人がいるかぎり、ぼくは二度と傷つくことはない」とのび太は自信をつけるが、このまま甘やかされ続けると、将来は落ちぶれてしまうと知り、頼るのをやめる――。 これはかなり古い漫画ですが、自分にとって心地よい言葉だけに耳を傾けていれば、社会生活に支障を来してしまうという危機感は昔からあります。やはり人間は多少厳しい経験をして、その中で得た成功体験によって自尊感情を高めていくものだからです。 現在は、まるでこのドラえもんの道具のようなチャットボットが登場しています。…この記事は有料記事です。残り1082文字(全文1757文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>