五十嵐朋子宮川裕章毎日新聞 2025/11/22 19:59(最終更新 11/22 19:59) 有料記事 2186文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ウクライナのゼレンスキー大統領=2025年11月7日、ロイター トランプ米政権がウクライナに提示した28項目の和平計画案を巡り、ウクライナが厳しい立場に追い込まれている。東部2州をロシアに割譲した上、北大西洋条約機構(NATO)非加盟を憲法で明記するなど、ウクライナに不利な案で、「降伏」(ウクライナメディア)に近い内容だと衝撃が広がっている。「最も困難な瞬間」 ゼレンスキー大統領は21日、通信アプリ「テレグラム」に約10分間の演説を投稿した。「我々の歴史上最も困難な瞬間」と表現し、率直に窮状を認めた。「ウクライナは難しい選択を迫られている。尊厳を失うか、主要なパートナーを失うリスクか」。米国を名指ししなかったものの、和平案の受け入れを巡り「これまでで最も重い圧力」をかけられていると認めた。 ウクライナはロシアとの戦闘で不利な状況が続く。エネルギーインフラ施設を狙った攻撃で、冬を前に暖房や電気が止まる地域が連日のように出ている。住宅地への攻撃も続き、19日朝に集合住宅2棟がミサイル攻撃を受けた西部テルノピリでは、死者が32人に上った。 前線でもロシアが進軍ペースを加速させ、東部では要衝ポクロウシクの陥落が近いとも報じられている。ロイター通信などによると、トランプ氏は、ゼレンスキー氏が和平案を受け入れなければ軍事支援や機密情報の提供を停止すると言及している。もしそうなれば、戦況のさらなる悪化や市民の被害の増加は避けられない。ウクライナ、国内の団結揺らぐ 国内ではウクライナ史上最大とされるエネルギー部門の汚職疑惑で政権への批判が強まっており、国内の団結も揺らいでいる。 疑惑を巡っては国営原子力企業「エネルゴアトム」の契約を不正に操作してキックバックを得たとして、エネルギー省の関係者やゼレンスキー氏の元ビジネスパートナーが捜査を受けてい…この記事は有料記事です。残り1440文字(全文2186文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>