有料記事松本江里加2026年1月15日 17時00分福岡高裁=福岡市中央区六本松4丁目 集団予防接種が原因のB型肝炎をめぐり、賠償を求める権利が消滅する除斥期間(20年)の起算点が争われた裁判が15日、福岡高裁(河合芳光裁判長)で和解した。国と全国原告団との基本合意も新たに交わされ、従来の国の運用より救済対象が拡大される。対象者は数百人ほどとみられる。 B型慢性肝炎を発症した患者は、2011年の基本合意を受けて制定された特別措置法などに基づき、提訴して和解すれば国から最大1250万円の給付金を受け取れる。 これまでは除斥期間の起点を「最初の発症時」とされ、発症していったん症状が治まり、20年以上を経て「再発」するなどした患者は賠償の請求権がないとされた。ただ特措法により、大幅に減額した給付金が支給されていた。 こうした国の運用に対し、原告側は救済対象を広げるよう求めていた。 福岡県の再発の患者2人が原告となった第1陣訴訟では、最高裁が2021年、再発時を起点とする判断を示し、原告が勝訴した。 再発や「再々発」の患者ら7人が原告の第2陣訴訟では20年に福岡地裁で原告が敗訴。だが福岡高裁での控訴審では、21年の最高裁の判決を受けて、全国の同種訴訟を一本化して救済案が協議されていた。 今回の和解では、除斥期間の起算点は再発や再々発の時点とすることが明記され、最大1250万円を受け取れることになった。 除斥期間が過ぎたとして減額…この記事を書いた人松本江里加西部報道センター専門・関心分野地方創生、子どもの権利、福祉,などこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ1月15日 (木)首相、衆院解散の意向伝える芥川賞・直木賞が決定規制委、中部電に立ち入りへ1月14日 (水)衆院選ならば辞職意向日経平均、最高値更新久米宏さん死去1月13日 (火)立憲と公明「連携」で合意FRB議長、刑事捜査の対象に高校サッカー 神村学園が初V1月12日 (月)冒頭解散「政治空白」と批判イラン抗議デモ、発生2週間どうなる「18歳成人式」トップニューストップページへ維新「国保逃れ」、兵庫県議ら6人除名 吉村代表「悪質なスキーム」16:52立ち退きの強制執行で2人刺され1人死亡「住むところ無く終わりと」15:30トランプ氏、エヌビディア半導体に関税25% 対中販売許可の見返り16:13警察官があおり運転容疑、書類送検へ あおった相手を自ら一時逮捕も15:48「どうにか家庭が…」祈り続けた山上被告 なぜ助けを求めなかったか11:00大和と共に沈んだ駆逐艦「朝霜」か 鹿児島沖に海底隆起、本格調査へ16:00