有料記事宮坂奈津 原晟也2026年1月17日 8時40分【動画】阪神・淡路大震災から31年 追悼の東遊園地=田辺拓也、伊藤進之介撮影 震災の記憶や教訓はどうしたら伝えていけるのか――。阪神・淡路大震災から31年となった今年、1月17日前後に開かれる市民による追悼関連行事の件数が過去最少になったという。危機感を募らせる関係者らは、震災を知らない世代への継承を試行錯誤している。 市民団体「市民による追悼行事を考える会」が昨年10月、兵庫県内4千以上の団体を対象にアンケートを実施。1397団体から回答があったが、今年予定されている集いや法要、追悼コンサートなどは37件にとどまった。 過去最多だった2015年は110件あったが、近年は40~50件で推移。昨年の発災から30年の節目でも57件で、今年は団体が発足した翌年の1999年からの調査で過去最少だった。 考える会のメンバーで、全国災害ボランティア支援機構代表理事の高橋守雄さん(77)によると、高齢化とそれに伴う資金繰りの難しさが背景にある。あの日から30年以上が過ぎ、行事の運営を担う震災体験者の多くが年金生活者となり、開催費用が負担となっているケースを聞くという。 追悼関連行事に対する兵庫県の助成金額は対象経費の半分で、残りは募金活動や会費などで集めた資金や個人の持ち出しとなる。当日までの計画や運営を担う人手の確保が「体力的にしんどい」という声もあるという。東遊園地に並べられた竹灯籠(とうろう)=2026年1月17日午前6時42分、神戸市中央区、米田怜央撮影 高橋さんは「風化の兆しが見えてきている」と話す。 こうした流れにあらがおうという動きもある。 神戸市の東遊園地で開かれる…この記事を書いた人宮坂奈津神戸総局|神戸市政担当専門・関心分野若者と政治、民主主義、環境問題原晟也神戸総局|司法担当専門・関心分野スポーツ、教育阪神・淡路大震災1995年1月17日に発生し、6434人が亡くなった阪神・淡路大震災。震災とともに生きてきた人々のストーリーなどをお伝えします。[もっと見る]こんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ1月17日 (土)顧客500人から着服など31億円大規模運休、夜間工事が原因衆院選「立候補せず」相次ぐ1月16日 (金)立憲と公明、新党結成で合意維新、兵庫県議ら6人除名軽井沢のバス事故から10年1月15日 (木)首相、衆院解散の意向伝える芥川賞・直木賞が決定規制委、中部電に立ち入りへ1月14日 (水)衆院選ならば辞職意向日経平均、最高値更新久米宏さん死去トップニューストップページへ「生活者ファースト」で食料品消費税ゼロを明記 新党の基本政策判明7:00維新除名の現職に、維新公認や無所属の3氏挑む 市長選が18日告示6:00稼ぐ社員は「神様扱い」の一方で… 生保の巨額不正、背景に業績偏重20:00飛鳥の田んぼで発見、謎の石造物 消えた「1石」京都で靴脱ぎ石に?6:01「我慢どこまで?」外国人への不安あおった新聞 「極右」党とも連携6:00京大生と公表の櫻坂46勝又春さん 入試前の自分に言い聞かせたこと15:00