iPS免疫細胞でがん進行抑制、有効性を国内初確認 千葉大チーム

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毎日新聞 2026/1/16 20:00(最終更新 1/16 20:00) 982文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷記者会見で「新たながん免疫療法への一歩」と語る本橋新一郎・千葉大大学院教授(右)=東京都千代田区で2026年1月16日午後3時41分、荒木涼子撮影 千葉大と理化学研究所のチームは16日、抗がん剤などの選択肢が残っていない頭頸部(とうけいぶ)がん患者に人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った免疫細胞を移植した臨床試験(治験)で、8人のうち2人の進行を抑制できたと発表した。iPS細胞を使ったがん治療で有効性が示されたのは国内で初めて。 頭頸部がんは鼻や口、喉、顎(あご)、耳などの部位にできるがんの総称。治験は再発や進行性のがん患者を対象に2020年10月~23年8月に実施した。40~70代の男女10人に、他人由来のiPS細胞から作製した「ナチュラルキラーT(NKT)細胞」を1人当たり1回3900万~1億8000万個、2週間おきに最大3回、がん部位近くの動脈に投与した。Advertisement NKT細胞はがんを攻撃するほか、他の免疫細胞の働きを高める作用があるが、血中には0・01%程度しか存在しない。今回は健康な人の血液中のNKT細胞からiPS細胞を作って大量に増やし、長期保管後に、再びNKT細胞に変化させたものを使った。 他人由来のため、1週間程度で患者の体内からNKT細胞そのものはなくなる。投与後最大70日間、症状やがんの部位を観察した。 その結果、有効性を評価できた8人のうち2人で、2回目の投与から6週間後のコンピューター断層撮影(CT)画像においてがんの部位の長さが11~12%縮小した。他の3人も安定した範囲にとどまった。 10人に過剰な炎症反応などの重い有害事象はなく、投与した細胞ががん化したり、免疫機能が異常に高まったりすることもなかった。 がんが縮小した2人を中心に詳しく調べると、NKT細胞によって他の免疫細胞の活動や、免疫を活性化させるたんぱく質の生成が促されていたことが分かった。 頭頸部がんはがん全体の5%を占める。今回の治験で安全性が確認され、効果も示されたことから、研究チームは肺がんなど患者が多い他のがんへの応用も視野に入れる。NKT細胞に他の免疫細胞も加えた方法の臨床研究も始めている。 チームの本橋新一郎・千葉大大学院教授は「がん免疫細胞療法として、作り置き可能な細胞を活用する道が開けた」と話した。医療ベンチャーが研究成果などを基にした再生医療製品の開発を目指しており、実用化に10年ほどをみているという。 成果は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。【荒木涼子】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>