2025.09.17乗りものニュース編集部tags: ミリタリー, ロシア軍, 東京都, 沖縄県, 海上自衛隊, 潜水艦, 艦艇空母「プリンス・オブ・ウェールズ」来日と関係ありか?アンテナいっぱいロシア艦が伊豆七島沖を西進 防衛省・統合幕僚監部は、このたび2025年9月9日(火)午前7時頃、東京都三宅島の東約50kmの海域において、南西進するロシア海軍のヴィシニャ級情報収集艦(艦番号208)を確認したと発表しました。拡大画像海上自衛隊の掃海艇「ししじま」(画像:海上自衛隊)。 同艦は三宅島の接続水域内を南下したのち、御蔵島(東京都)と八丈島(東京都)とのあいだの接続水域を南西進しています。その後、13日(土)から15日(月)にかけて、今度は沖縄本島東から南にかけての接続水域内を含む海域を南西進し、沖縄本島南の接続水域内を含む海域を北西進したのち、久米島(沖縄県)南西の接続水域内を北西進して東シナ海方向へ航行したのが確認されています。 なお、同艦は、8月21日(木)から22日(金)にかけて津軽海峡を東進し、襟裳岬南の接続水域内を北東進した艦と同一であるといいます。 これに対し海上自衛隊は、神奈川県の横須賀基地を母港とする多用途支援艦「えんしゅう」や、沖縄基地を母港とする掃海艇「ししじま」「くろしま」、および那覇航空基地に配置されている第5航空群所属のP-3C哨戒機によって、所要の情報収集や警戒監視を行ったそうです。【写真】東京湾の南側に出現した「詳細不明のロシア艦」です