JAL社長を減給処分、安全統括管理者らも 機長の飲酒問題で

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増山祐史2025年9月17日 10時47分羽田空港に駐機中の日本航空の機体=2020年5月11日、東京都大田区、朝日新聞社ヘリから、迫和義撮影 日本航空(JAL)の男性機長が滞在先のハワイで内規違反の飲酒をし、乗務予定便などに遅れが生じた問題で、JALは17日、鳥取三津子社長を減給30%(2カ月)とするなどの処分を発表した。 JALによると、安全対策の最高責任者である「安全統括管理者」の中川由起夫・取締役と、南正樹・運航本部長はそれぞれ減給20%(1カ月)。その他の全取締役、全執行役員はいずれも減給10%(1カ月)の処分とする。 国交省やJALによると、機長は8月28日の乗務前日に滞在先のハワイのホテルで飲酒をして体調不良となり、国際線など計3便に最大18時間半の遅れが出た。国交省は行政指導にあたる厳重注意をし、同社の鳥取社長が謝罪する事態となった。 JALではパイロットによる飲酒を巡るトラブルが相次ぎ、昨年12月に国交省から業務改善勧告を受け、緊急対策として滞在先での飲酒を禁止していた。このほか、飲酒傾向などから「要注意者」リストを作って管理監督を行い、今回の機長は日頃の飲酒傾向からリストに含まれていたが、3段階のうちで低い分類だったという。 同社は国交省から行政指にあたる厳重注意を受けて、9月中に新たな再発防止策をまとめる方針。【本日最終日】「U30応援割」有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら3カ月間月額99円!詳しくはこちらこの記事を書いた人増山祐史東京社会部|国土交通省担当専門・関心分野運輸行政、事件事故、独占禁止法、スポーツこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月17日 (水)基準地価、4年連続で上昇日経平均 一時初の4万5千円台バンクシー新作、消される9月16日 (火)男子マラソン、近藤は11位貨物室に燃えた痕跡なしふるさと納税が収入源に9月15日 (月)「敬老の日」高齢者3619万人米兵は執行猶予判決なら帰国自殺考える子の悩みを分析9月14日 (日)ネパールで政変 若者が抗議世界陸上、東京で開幕佐渡金山の追悼式 韓国不参加トップニューストップページへ日本政府、パレスチナ国家承認を見送りへ 首相は国際会議欠席見通し5:00基準地価の上昇、周辺にも拡大 全国2.1万地点の価格地図はこちら5:00橋の駐停車禁止場所に無灯火の車か トレーラー衝突、海へ転落し死亡7:00日産の車作り「中国式」でみえた成功 それでも手放しで喜べないわけ8:00カーク氏射殺容疑者に死刑求める方針 検察、殺人など七つの罪で訴追5:56「組員がもう来ない安心感」組事務所の排除相次ぐ 山口組分裂10年10:00