田中泰義信田真由美毎日新聞 2025/9/23 08:01(最終更新 9/23 08:01) 有料記事 1743文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷海洋研究開発機構の北極域研究船「みらいⅡ」の命名・進水式=横浜市磯子区のジャパンマリンユナイテッド横浜事業所磯子工場で2025年3月19日午後2時41分、宮間俊樹撮影 北極域の気温上昇率は地球平均を3~4倍も上回る。地球温暖化の今を知る上で観測・研究の重要性は増すばかりだが、ロシアのウクライナ侵攻で国際連携に亀裂が入った。先導役だった米国もトランプ政権下で大きく揺らぐ。日本は橋渡し役を担えるだろうか。 2回連載でお届けします ・前編 ロシアからデータが途絶えた…気候観測に誤差?新たな国家プロジェクト 北極域の環境変化は、域内の生態系やその恵みに支えられてきた先住民たちの生活を脅かすだけではない。日本を含む中緯度地域の異常気象にも影響している。 今夏、観測史上最悪の猛暑が日本を襲った。偏西風が平年より北に蛇行したことが一因だったと指摘されている。北極の温暖化が進むと南北の温度差が小さくなる。これにより、温度勾配が急なところを通る偏西風が蛇行する可能性が研究者の間で議論されている。北海道大の佐藤友徳教授(気象学)は「北極の温暖化が関係しているか検証するには、北極域の観測も含めた丁寧な分析が必要だ」と話す。 将来の…この記事は有料記事です。残り1314文字(全文1743文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>