piano ストーリー毎日新聞 2025/9/23 10:00(最終更新 9/23 10:00) 有料記事 3713文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ピアニストのみやけんさん=東京都千代田区で2025年9月17日、内藤絵美撮影 街中に設置されたストリートピアノの演奏動画で人気を集めるピアニストのみやけんさん(34)。 ピアノ演奏が始まると、道行く人は足を止めてリズムに乗ったり、手拍子をしたり。楽譜がなくても、耳で聴いて再現する「耳コピ」で奏でる曲のレパートリーは広く、多彩な音のアレンジが魅力だ。 一方で、ピアニストとしては異色なプロのトロンボーン奏者としての顔も持つ。 白、黒、88の鍵盤楽器は、多くの人を惹(ひ)きつけます。生活や人生に彩りも与えてくれるピアノ。奏者のバックストーリーに迫る「piano ストーリー」、今回はトロンボーン奏者としての顔も持つみやけんさんを紹介します ・下記関連記事、写真特集も後日公開予定です ・番外編:インタビュー詳報をお届けします。札幌を拠点とするふみさんと共演したエピソードもたっぷりと=25日午前10時公開予定 ・写真特集:取材の様子やポートレートをふんだんに=25日午前10時公開予定 父はピアノの調律師で、物心ついたころから自然とピアノに触れて育った。 耳コピの才能は、幼稚園時代から既にあった。 幼稚園の担任の先生が休んだ日、園児らがリクエストした曲を弾ける先生がいない。クラスの子たちが「けんちゃんが弾けるよ」と話し、代わりに演奏したという。 「自分は全然覚えていないんですけど、後日、先生から親に『助かりました』とお礼があったと聞きました。先生がピアノで伴奏する歌の時間は、いつも一番前に座っていたそうなので、曲を覚えていたんだと思います」 小学校1年からピアノ教室で習い始め、コンクールにも出場しながら基礎的な力を積み重ねていった。 転機は小学校4年の時だ。 音楽が好きだったことから、学校のサークル活動に金管バンドを選んだ。 しかし、担当楽器を決める日に風邪を引いて欠席。トランペットを希望していたが、翌日登校するとトロンボーンだと告げられた。 トロンボーンは、楽器の中でも音程を自由自在に奏でることができる。 教室のオルガンで、当時流行しているJポップを耳コピで演奏している様子を見て、先生が「耳がいいからトロンボーンがぴったりだろう」と、楽器を決めたようだった。 週1のピアノレッスンに通いながら、金管バンドでトロンボーンを演奏する「二刀流」がスタートした。きっかけは、まらしぃさん どちらの楽器もやめることなく練習を重ね、高校は、吹奏楽が強く音楽科のある鹿児島県立松陽高を受験。その後、愛知県立芸術大音楽学部トロンボーン専攻に進学し、首席で卒業した。 大学在学中、ピアノYouTuberの先駆者とされる、まらしぃさんの存在を知った。 ゲーム音楽の曲などをピアノで再現する「弾いてみた」動画で支持を広げており、自身が通う大学とまらしぃさんの出身が同じ愛…この記事は有料記事です。残り2567文字(全文3713文字)【前の記事】チケット即完売、動画1億回再生 道産子YouTuber「ふみ」の原点関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>