小学生で元素カルタ開発、起業 規格外15歳の原動力は「楽しそう」

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毎日新聞 2025/9/20 11:00(最終更新 9/20 11:00) 有料記事 2316文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「元素カルタ」を手に持つレウォンさん。画面に映っているのは構想初期段階に手書きしたデザイン案という=東京都千代田区で2025年9月4日午前11時50分、斎藤文太郎撮影 水兵リーベ、僕の船……。こんな語呂合わせで元素記号を覚えた人は多いだろう。 東京都の高校1年生、レウォンさん(15)は小学生の時、元素の名称や特徴を記した「元素カルタ」を開発した。 単なる語呂合わせではなく、何に使われているかなども遊びながら学べる仕組みだ。 小学6年で起業、不登校も経験したその後の歩みは、さながら探究活動のようだ。【聞き手・斎藤文太郎】小3から2年かけて商品化 ――元素カルタとはどんなものですか。 ◆図鑑で「この世の全ては元素でできている」と知り、この机も自分の体も同じように粒からできているのか、と感動したことをきっかけに作りました。 元素ごとに3種類の絵札があります。例えばビスマス。結晶が虹色に見え、火災用スプリンクラーに使われています。火災が起きて温度が70度くらいになるとビスマスが溶け、スイッチがオンになって水が出てくるという仕組みなんです。他には下痢止めの薬にも使われます。 絵札には結晶、スプリンクラー、胃腸薬の絵を描いています。読み札にもそれぞれを文字で書き、なぜそれに使われているのかという詳しい説明も書きました。 ――なぜ作ろうと思ったんですか。 ◆最初は元素の特徴などを手書きしていました。母に「カルタみたい。『水兵リーベ』より楽しそうで、売っていたら買いたい」と言われ、じゃあ作ってみようかと(笑)。 似通った性質の「族」ごとに色をそろえるなどデザインにもこだわり、商品化に向けた資金はクラウドファンディングで調達しました。小3から2年かけ商品化しました。 保育園の時に公民館で体験して以来、工作は好きでした。図工の授業は制限が多くて好きじゃなかったですが、学校自体は楽しんでいました。 でも、自分の思いを発言しても教員に無視されたり、自分がわかりやすいようにノートを書いていると「板書通りに書き直しなさい」と…この記事は有料記事です。残り1536文字(全文2316文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>