野口駿 石垣明真2025年9月17日 14時45分名古屋地方・高等裁判所 名古屋市の観光プロモーション事業をめぐる汚職事件で、元市担当課長への贈賄罪に問われた広告会社「ニック」の取締役、桑原清美被告(54)の判決が17日、名古屋地裁であり、森島聡裁判官は「業務の公正さや、支出手続きの適正さ、市民からの信頼を大きく損ねて結果は重大」として、懲役1年執行猶予3年(求刑懲役1年)を言い渡した。 判決によると、桑原被告は2023年3月~24年12月、市発注の観光プロモーション事業の業務委託で、ニック社が選ばれるよう便宜を図ってもらうなどの見返りに、市担当課長などを務めていた大塚勝樹被告(62)=懲役1年6カ月執行猶予3年、追徴金約43万円=に計約43万円の賄賂を提供した。 判決は、桑原被告が名古屋市からの受注実績という箔(はく)付けや、営業先開拓への効果を期待して賄賂を渡したと指摘した。 一方、犯行は大塚被告から働きかけられたのが発端だったことなどから、執行猶予を付けるのが相当だとした。【本日最終日】「U30応援割」有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら3カ月間月額99円!詳しくはこちらこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月17日 (水)基準地価、4年連続で上昇日経平均 一時初の4万5千円台バンクシー新作、消される9月16日 (火)男子マラソン、近藤は11位貨物室に燃えた痕跡なしふるさと納税が収入源に9月15日 (月)「敬老の日」高齢者3619万人米兵は執行猶予判決なら帰国自殺考える子の悩みを分析9月14日 (日)ネパールで政変 若者が抗議世界陸上、東京で開幕佐渡金山の追悼式 韓国不参加トップニューストップページへ大谷翔平が2年連続50号本塁打 ベーブ・ルースらに並び史上6人目13:26旧統一教会の韓鶴子総裁、特別検察に出頭 政治資金法違反などの容疑10:50爆音伴う米軍訓練、山口・岩国基地で始まる 26日まで夜間の訓練も14:24橋の駐停車禁止場所に無灯火の車か トレーラー衝突、海へ転落し死亡7:00夜間保育園の子どもは「かわいそう」? 小説家がみた社会の「呪い」11:00冷たい?ChatGPT5 オープンAI日本幹部が憂慮する「依存」11:30