スクープ図解あり毎日新聞 2025/9/20 05:00(最終更新 9/20 05:00) 837文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷東京地検が入る庁舎=金寿英撮影写真一覧 日本維新の会に所属していた石井章元参院議員(68)が公設秘書の給与を詐取したとされる事件で、石井元議員が側近とされる事務所の女性スタッフに、秘書給与が振り込まれる口座の管理を任せていたことが関係者への取材で判明した。元議員は側近から報告を受けて口座の状況を掌握していた疑いがある。東京地検特捜部も2人の関係性を把握しており、共謀の成立が焦点になるとみて捜査を進めている模様だ。 また、石井元議員が周囲に「自分は知らない」「秘書に勤務実態はあった」などと話していることも判明した。特捜部の任意の事情聴取にも詐欺容疑を認めていないとみられる。Advertisement 複数の関係者によると、側近とされる女性は石井元議員の地元事務所(茨城県取手市)で会計事務を担当。元議員からの信頼が厚く、事務所内で「金庫番」と見られていた。 石井元議員側は2021年、元議員の親族の男性を公設秘書として国会に届け出た。この親族は元議員が代表を務める社会福祉法人に勤務する職員で、約1年半にわたって公設秘書として登録されたが、勤務実態がなかった疑いがある。親族は特捜部の任意の事情聴取に名義貸しを認めたとされる。石井章元参院議員を巡る秘書給与詐取事件の構図写真一覧 元議員側は親族に対し、秘書給与が振り込まれる口座の通帳やキャッシュカードの提出を要求。国からは総額約800万円が振り込まれたとみられ、側近の女性が口座を管理して事務所の経費などに充てていたという。特捜部は全額が詐欺容疑の被害金に当たるとみて、女性から元議員への報告状況や金銭の使途について確認を進めている。 また、この親族とは別に、特捜部に対し元議員側に公設秘書の名義貸しをしたという趣旨の説明をしている人物がいる模様だ。特捜部は勤務実態がないと言い切れるのかどうか慎重に調べを進めている。 特捜部は8月27日、東京・永田町にある石井元議員の参院議員会館事務所や、地元事務所を家宅捜索した。元議員は2日後に議員辞職を表明し、日本維新の会は同じ日に除名処分とした。【北村秀徳、岩本桜、五十嵐隆浩、佐藤緑平】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>