毎日新聞 2025/9/22 14:00(最終更新 9/22 14:01) 693文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷女性は「もしも」に備え、婚姻届を準備している。そしてペーパー離婚できるよう、離婚届も手元にある=東京都内で2025年3月1日、和田大典撮影 自民党総裁選が22日、告示された。7月の参院選から2カ月余り、石破茂首相が退陣するかどうかで揺れた国政は「政治空白」とも言うべき状況に置かれ、足元の課題は置き去りにされている。 選択的夫婦別姓制度の導入を求めている東京都荒川区の女性(32)は「導入を巡る議論が先延ばしにされていると感じる。制度に賛成の人に総裁、さらには首相になってもらいたい」と望む。そして、こう付け加えた。「賛成だというなら、その立場を貫いて実行に移してほしい」Advertisement 先の通常国会では、関連法案が28年ぶりに提出された。だが、石破首相は党内の保守派に配慮して議論をまとめきれず、法案は継続審議となった。首相個人としては賛成の立場を示していたにもかかわらずだ。女性は「石破さんが首相になったときは『ついに動くんじゃないか』と期待したが、辞めるということになり、残念な気持ちでいっぱい」と語る。 女性は事実婚を選択している。だが事実婚のカップルは、パートナーの医療行為に承諾できない場合がある。緊急時に備え、記入済みの婚姻届をいつでも役所に提出できるようにしているが「夫婦別姓でも法律婚ができるようにしてほしい」と願う。 総裁選では、制度に賛成の立場を示してきた小泉進次郎氏に期待を寄せる。だが、その小泉氏も20日にあった出馬記者会見では「国民と理解を深めていく努力が必要だ」と述べるにとどまり、法案を1年以内に提出するとした前回総裁選よりトーンダウンした。 女性は「国民の注目を集めるためだけに賛成の立場をとる政治家がいる。期待を裏切るくらいなら最初から反対だと言ってくれたほうがましだ」と不信感も口にした。【森田采花】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>