毎日新聞 2025/9/22 16:00(最終更新 9/22 16:00) 有料記事 2061文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ほこりをかぶって置かれていた金色のオブジェ=神戸市中央区で2025年6月20日午後6時27分、前田優菜撮影 金色に輝き、尾羽はカーブを描いている。ほこりをかぶった鳥のオブジェは、いつからそこにあるのか分からない。 もしかしたら、お宝なのか? 記者がそのルーツを探っていくと、かつて「博覧会」に携わったプロデューサーの熱いメッセージが伝わってきた。人気だった「ポートピア81」 神戸・元町にほど近い繁華街にある毎日新聞神戸支局。オブジェは、支局長室の戸棚に置かれていた。 高さ14センチ、幅8・5センチ、奥行き5センチ。台座には「兵庫縣(けん)館」と書かれている。 インターネットで検索すると、44年前の「神戸ポートアイランド博覧会(愛称・ポートピア81)」のパビリオンで、兵庫縣館があったことが分かった。 神戸市の人工島で開かれた博覧会。国際博覧会条約に基づく万博とは異なり、いわゆる「地方博」として神戸市が中心となって催された。 国内外から32のパビリオンが出展し、中国から借り受けた2頭のパンダなどが人気を呼んだ。来場者は約1600万人。当初見込んだ数を大きく上回った。 この成功を受け、1988年の「瀬戸大橋博」(岡山、香川両県)など地方博が相次ぐことになる。「はばタン?」 県職員ら首ひねる オブジェの手がかりを知ろうと、まず兵庫県庁に向かった。広報広聴課にオブジェを持っていくと、4人の職員が写真を撮ったり、持ち上げたりして何やら話している。 「はばタンの前身かな?」。職員らは首をひねりながら、不死鳥をモチーフにした県のマスコットキャラクターの名前を挙げたが、確信を持てない様子だ…この記事は有料記事です。残り1418文字(全文2061文字)あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>