朝日新聞記事独自有料記事上保晃平2025年9月23日 5時00分 出生時に決められた性別と性自認が異なるトランスジェンダーの人たちが、戸籍上の性別を変更する際、性器の外観も変えるよう求めている性同一性障害特例法の規定が違憲かどうかが争われた家事審判の決定で、札幌家裁(佐野義孝裁判長)が「違憲で無効」とする判断を示した。 19日付。「外観要件」と呼ばれるこの規定を違憲とする司法判断が明らかになったのは初めて。 特例法をめぐっては、最高裁が2023年、卵巣や精巣の切除を求める「生殖不能要件」は違憲で無効とする決定を出し、「手術なしの性別変更」に道を開いた。今回の決定では新たに、外観要件のためにホルモン投与を求めることも違憲と判断された。ほかの裁判所の判断を縛る法的な拘束力はないが、同様の審判や法改正の議論に影響を与える可能性がある。「身体治療」なしで性別変更を申し立て 申立人は30代のトランスジ…この記事を書いた人上保晃平立川支局|事件・裁判担当専門・関心分野社会保障、障老病異、社会思想関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月23日 (火)自民党総裁選が告示米活動家カーク氏の追悼集会突然の大雨 地下浸水が相次ぐ9月22日 (月)能登豪雨から1年、復旧道半ば銃撃の背景に「宗教的な虐待」Perfumeが今年末で活動休止9月21日 (日)USスチール工場停止 米が阻止藤井選手 女子20キロ競歩で銅JRネット予約 全国で連携へ9月20日 (土)ETF売却、日銀が決定日本郵便の非公表、昨年把握今年も日本にイグ・ノーベル賞トップニューストップページへ旧統一教会の韓総裁を逮捕、尹前大統領側に金品供与の疑い 韓国報道4:11フランスもパレスチナを国家承認 G7で3カ国目、イスラエルは反発4:29性別変更の外観要件は「違憲」 性同一性障害特例法めぐり札幌家裁5:00個別政策で連携か、連立拡大か 自民総裁選、野党との向き合い方焦点5:00絶えないストーカー事件、男を規制法違反容疑で再逮捕 世田谷殺人5:00RADWIMPS山口智史さん、10年ぶり再始動 声で届けるドラム5:00