朝日新聞記事有料記事山岸玲2025年9月22日 6時30分東京都が初めて開催した大学1、2年生も対象にした技術職の就職イベント。職員(右)が働きやすさなどを説明した=2025年9月8日午後0時44分、新宿区、山岸玲撮影 東京都が今年度から始めた大卒者向け行政職の「秋採用」で、採用予定者数111人に対して3700人が申し込み、倍率が33・3倍と予想を超える人気ぶりとなっている。民間企業との採用競争が激しくなるなか、対象を大学3年生にも広げたことが要因だが、課題も残っている。 都の大卒者向けの採用試験は、教養試験や論文がある「一般方式」と、適性検査や面接などがある「新方式」の2種類。これまで申込者数は減少傾向にあり、一般方式は2020年度は3400人だったが、ここ数年は2000人台前半まで減っていた。新方式は20年度の886人から、21年度以降は500~600人台まで減少。24年度は増えたものの、732人だった。 こうした状況を受けて今年度から、技術職に限定していた秋採用について、行政職も追加。秋は「新方式」での選考だけだが、対象に3年生も加えたところ、今月5~24日の1次試験を前に3700人の申し込みがあった。このうち、大学3年生が多いとみられる21歳が1712人と半数近くを占めた。 都人事委員会の担当者は「大…関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ9月22日 (月)能登豪雨から1年、復旧道半ば銃撃の背景に「宗教的な虐待」Perfumeが今年末で活動休止9月21日 (日)USスチール工場停止 米が阻止藤井選手 女子20キロ競歩で銅JRネット予約 全国で連携へ9月20日 (土)ETF売却、日銀が決定日本郵便の非公表、昨年把握今年も日本にイグ・ノーベル賞9月19日 (金)日経平均終値 初の4.5万円超「国勢調査」相次ぐ不審メール増える観光客 迷惑行為に罰金トップニューストップページへメダル逃した男子リレー、日本の武器に誤算 桐生は「僕の責任です」0:23大阪維新の会、大阪・摂津市議選で3人落選 阪南市議選でも1人落選23:58パレスチナ承認、割れるG7 英カナダ表明も見えぬ「2国家解決」23:22河村たかし氏「貢献したのに…」 保守と減税日本、友党関係を解消へ16:30都市部で突然の大雨、地下に潜って雨宿り「決してやってはいけない」6:00「清太はアホや」 火垂るの墓めぐる自己責任論、共感ひろがる理由は11:00