毎日新聞 2025/12/16 07:15(最終更新 12/16 07:15) 915文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷模型を使ってクリームの適量の感覚をつかんだ=新潟市東区の県立よつば学園で2025年12月9日午後2時23分、道永竜命撮影写真一覧 視覚に障害がある人でも自身の指先を頼りにメークする「ガイドメイク」。化粧品大手の資生堂が2019年に考案した化粧法で、全国の盲学校で体験講座が開かれている。新潟県立新潟よつば学園(新潟市東区)でも今月3日から9日の「障がい者週間」に合わせ講座が開かれ、同校で学ぶ生徒たちが挑戦した。 ガイドメイクは利き手とは逆の手の指を眉や唇など顔のパーツに当てて、その指に沿うように利き手でメークする方法。視覚に障害があっても、はみ出さないように自分で口紅を塗ったり、眉を描いたりすることができるようになる。また、自分で化粧ができるようになることで自信がつき、前向きな気持ちになるためのガイド(案内)という意味合いも込められている。Advertisement 同学園の講座では中学部と高等部の4人が資生堂ジャパンの担当者からマンツーマンで指導を受けた。 生徒たちが最初に学んだのは自分の顔のパーツを知ること。指や手のひらを使って、顔の輪郭や眉、まぶた、口、あごなどをさわり、その位置を確認し、ベタつきやかさつきもチェックした。 次に学んだのは洗顔やスキンケアで、洗顔料をレモンの大きさくらいまで泡立てることや、面積の広い頰やおでこからなでるように手を動かすことなどを教わった。日焼け止めのクリームの量は模型を使って適量の感覚をつかんだ。 「肌がすべすべになった」と、生徒たちの表情が明るくなり始めたところで、本格的なメークに。アイブローは眉毛の上に指を当てて描き、アイシャドーは中指で「すてき」と唱えながら2~3回円を描くようにパレットからとって、その指をまぶたの上で左右に往復させる。 最後は口紅。生徒たちは用意された4色からどの色が自分に似合うかなどを担当者と相談しながら選び、唇の形に合わせて指をあて、それに沿うように口角から内側に動かした。完成すると生徒たちは満面の笑みを見せ、見守っていた教員たちも「きれいになったね」「明るくなったね」と声をかけていた。 参加した生徒は「自分では失敗すると思って(化粧を)やってこなかったが、いろいろやってみて本当に楽しくて、前向きな気持ちになれた。これから友達と出かけるときは自分で化粧をしたい」と話していた。【道永竜命】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>