父は優勝、母は準優勝 九州学院の「柱」門間主将 全国高校駅伝

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毎日新聞 2025/12/20 08:30(最終更新 12/20 08:30) 992文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷強豪・九州学院を引っ張る門間蒼大主将=熊本市中央区で2025年12月10日午後4時38分、野呂賢治撮影 21日に京都市で開かれる男子第76回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)に出場する熊本県代表の強豪・九州学院=3年連続44回目=は、主将の門間蒼大(そうだい)選手(3年)が大黒柱としてチームを引っ張る。父は都大路で優勝、母は準優勝という陸上一家で育ち、両親の背中を追うようにランナーとしての実力を高めてきた。都大路では各校のエースが集う「花の1区」でその実力を証明するつもりだ。 門間選手の父滋さん(42)は、8回の全国優勝を誇る仙台育英(宮城)のランナーとして都大路を走り、1999年に優勝。母志保さん(44)は熊本市立商(現千原台)で98年に準優勝を経験した。幼い頃から体を動かすのが好きだったという門間選手も「自信のある体力を生かせる」と両親と同じ長距離の道へ。中学までは出身地の神奈川県藤沢市で暮らし、高校は母の故郷・熊本にある九州学院に進んだ。練習風景を見て「ここでやりたい」と直感で決めたという。Advertisement 九州屈指の強豪として知られる九州学院で、門間選手は着実に力を伸ばした。昨年の都大路は3区を走って区間3位の力走を見せ、チームは6位に入賞。名実ともにチームのエースに成長した。強豪・九州学院を引っ張る門間蒼大主将(左端)=熊本市中央区で2025年12月10日午後4時31分、野呂賢治撮影 だが、主将としてチームを引っ張る立場になった今年、門間選手の体に異変が起きる。腰のけがで満足に練習ができず、全国高校総体(インターハイ)や国民スポーツ大会には挑戦すらできなかった。悔しさを胸に秘めつつ、都大路への闘志が湧き上がっていった。 「チームの柱」を自負するエースは、都大路にしっかりと間に合わせた。11月にあった熊本県予選では4区で区間新記録をたたき出し、3連覇に貢献。「負けられないプレッシャーの中、九学らしいレースができた」と胸を張った。 チームを率いて40年近くになる禿(かむろ)雄進(ゆうしん)監督は「門間は同級生と比べても精神年齢が三つ四つぐらい高い」とそのキャプテンシーに舌を巻く。 門間選手は卒業後、父の母校でもある駅伝の名門・中央大に進学して競技を続ける予定だ。現在は明治学院大コーチとしてランナーの育成に取り組む滋さんは「九学に行って苦しい経験もしたと思うが、しっかり乗り越えて成長してくれた。一ファンとして蒼大の走りを楽しみにしている」と息子の活躍に期待する。 当日は志保さんと一緒に現地に駆けつけ、1区の残り1キロの勝負どころで声援を送るつもりだ。【野呂賢治】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>