24色のペン毎日新聞 2025/12/17 06:00(最終更新 12/17 06:00) 有料記事 1679文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷「中年の危機」を長年研究してきた岡本祐子・広島大名誉教授=本人提供 「中年の危機(ミッドライフ・クライシス)」という言葉をよく聞くようになった。40代以降、体力の衰えやキャリアの停滞などをきっかけに、これまでの人生を振り返り、「もう若くはない、このままでいいのか」「本当にやりたいことは何だったのか」といった疑問や無力感が生じる状態を指す。この課題を長年研究してきた岡本祐子・広島大名誉教授(発達臨床心理学)は「乗り越えるには、自分と改めて向き合うことが欠かせません」と話す。40、50代の約半数が実感 中年の危機を実感している人は多いようだ。野村総合研究所が今年1月に40、50代の正社員の男女2060人を対象に実施した調査によると、「危機に直面している」は10・0%、「断言はできないが直面しているかもしれない」は43・0%だった。 原因としては(複数回答)、「老化・体力の衰え」が最も多く63・3%、次いで、「経済状況・お金に関すること」が56・1%、「自分の将来の健康」が53・6%だった。中年の危機が原因で「仕事のパフォーマンスの低下を感じる」人も多く、「よくある」「たまにある」を合計すると74・5%に上った。 私も40代に入り、ひとごとではない。以前は深夜まで仕事をしても翌日に影響はなかったが、今は頭が働かない。以前より仕事のペースが遅くなり、同僚や後輩に申し訳なくなることがある……。人生の終点から逆算 そもそもこの危機はなぜ起こるのか。…この記事は有料記事です。残り1084文字(全文1679文字)【前の記事】忘れられぬ饅頭の味 生きて帰れたのは中国の人たちのおかげ=鵜塚健関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>