元首相銃撃あす結審 大口献金の被告母「誇らしげ」元信者が証言

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毎日新聞 2025/12/17 06:00(最終更新 12/17 06:00) 765文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷演説に臨む安倍晋三元首相の後方で周辺をうかがう山上徹也被告(右から2人目)を捉えた映像=奈良市で2022年7月8日、大谷敏治さんの提供動画から 安倍晋三元首相銃撃事件で起訴された山上徹也被告(45)の裁判員裁判は18日、検察側が論告求刑し、弁護側が最終弁論をして結審する。 奈良地裁で開かれてきた公判では、被告の母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に入信して巨額の献金を重ね、一家が崩壊して、被告が教団へ恨みを募らせていった過程が明らかになった。Advertisement 結審を前に、教団内での母親の様子を知る元信者の70代女性が取材に応じ、「(母親は)とても誇らしげだった。教団から持ち上げられ、抜け出せなくなったのだと思う」と語った。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)本部=東京都渋谷区で2025年3月25日午後5時58分、前田梨里子撮影 公判でのやりとりによると、被告の母親は1991年に教団に入信した。 母親は、被告の父親である夫が自殺し、被告の兄が病気で苦しんでいたことに悩んでいた。献金すれば先祖の呪いが消え、幸福が訪れるとする教団の教えを信じ込んだとみられる。 母親は入信した直後に約2000万円、入信からおよそ8カ月後に約3000万円を献金。最終的に献金総額は約1億円に達していた。 元信者の女性は母親と同じ奈良の教団施設に通っていた時期があった。 女性によると、母親は「信者の手本」として教団内で表彰されていて、誇らしげな様子だった。周囲の信者も母親を「すごい」とたたえていたという。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の建物群。一番上に位置する建物が、韓鶴子総裁が住むとされる「天正宮博物館」=韓国北西部・京畿道加平郡で2025年7月25日、福岡静哉撮影 女性は「献金のノルマを達成できる信者はなかなかいない。母親は、教団から『あなたが柱』と持ち上げられていたのではないか」と指摘した。 女性は山上家を訪れたことがあるとし、幼い頃の山上被告とみられる子どもともすれ違ったという。 女性は献金のために消費者金融に手を出し、破綻寸前にまで追い込まれて教団を脱会した。 女性は被告の母親と同様に、献金で家族に迷惑をかけていたと振り返り、「公判のことを調べる度に心が重く、気持ちが暗くなる。教団は金の亡者。被告も、母親も教団の被害者だ」と語った。【岩崎歩】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>