朝日新聞記事独自2025年12月26日 5時00分検察庁が入る中央合同庁舎=東京・霞が関 知人の女性に捜査情報を漏らしたとして、検察当局が近く、さいたま地検に所属する30代の男性検事を国家公務員法違反(守秘義務違反)の罪で略式起訴する方針を固めた。関係者への取材でわかった。この男性検事を懲戒処分するという。 関係者によると、男性検事は、さいたま地検刑事部に所属していた今年秋まで、マッチングアプリで知り合った女性と交際し、捜査情報を漏洩(ろうえい)したとされる。 検察当局は、女性から情報提供を受けて経緯を調べていたが、悪質性が高いと判断。非公開の書面審査で罰金を求める略式起訴とする方針を固めたとみられる。 男性検事は2017年に任官し、大阪地検などでの勤務経験がある。今回の問題が発覚した今秋ごろ、さいたま地検の刑事部から総務部に異動した。 国家公務員法は「職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない」と定めている。違反すれば、1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科される。関連ニュースこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ12月26日 (金)入学金二重払い 負担軽減方針ハローワークの9割超にノルマ無痛分娩普及率、6年連続上昇12月25日 (木)ロキソニンなど追加負担へ外国籍の採用 一部見直しへ尾崎将司さん死去 78歳12月24日 (水)今年の出生数、66万8千人程度子どもの所在 つかめぬ自治体政府 メガソーラー規制強化へ12月23日 (火)H3ロケット、打ち上げ失敗性犯歴の確認対象 政府指針案高校の「数学」再編へトップニューストップページへ就活日程の見直し検討へ 政府、29年春入社から 日程の前倒し案も5:00男女間の仕切りがない上野公園のトイレ 不安の声受け東京都が改修へ5:00「どうなるかわかっているのか」 ハローワーク、非正規へ数字の圧力18:07男性検事を略式起訴へ 交際女性に捜査情報を漏らす、懲戒処分も5:00赤坂のサウナ死亡事故現場、4月にドアを修理か 業過致死容疑で捜索18:29堕胎失敗で誕生した女性が語る ホルマリン漬け赤ちゃんに重ねた人生17:00