惜敗の近大和歌山、主将が託された最後のキック 高校ラグビー

Wait 5 sec.

毎日新聞 2025/12/29 11:25(最終更新 12/29 11:25) 698文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷終了間際、キックしたボールを見上げる近大和歌山の森悠真主将=東大阪花園ラグビー場で2025年12月28日午前10時37分、恒成晃徳撮影 第105回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社など主催)の1回戦が28日、東大阪市花園ラグビー場であり、和歌山県代表で5大会連続7回目出場の近大和歌山が聖光学院(福島)に17―18で惜敗した。後半に追い上げ、終了間際には逆転の機会を得る大熱戦で、スタンドからは善戦した選手たちに盛んな拍手が送られた。【恒成晃徳】森悠真主将=3年 望みを託したキックを任されたが、ボールはゴールを外れ、天を仰いだ。直後にノーサイドの笛が無情に響いた。Advertisement 「自分たちの展開ラグビーを出せなかった」。パスワークを駆使しても相手の厚い守備陣に押し返される。だが、13点差を追う前半23分に味方が1トライを返し、後半は開始5分にトライなどで1点差に迫る。その後は再び6点差に広がり自陣で耐える展開となったが、粘って機会をうかがった。終了間際の後半29分、FB大西正遥(3年)のトライで再び1点差。「キック成功で逆転勝ち」の場面まで相手を追い詰めた。 昨年は6回目の出場で花園初勝利を挙げ、今年はさらに上を目指すために知恵を出すという意味の「ミトウノチエ」をスローガンに掲げた。CTBとして場面ごとに考え、攻守に幅を広げた。田中監督は「プレーでも、精神面でも森はチームの支柱。彼の成長がチームの成長と比例していた」と絶賛する。 自身3度目の花園は「プレーとしては、最後のキック以外は悔いはない。だが、主将として、チームを勝たせることができなかった」と振り返った。「花園で勝つことの難しさを実感した。後輩には、この経験を忘れずに、練習から緊張感を持って取り組んでほしい」。次世代へエールを送り、グラウンドを去った。【恒成晃徳】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>