24色のペン:「あなたはどちら側?」と聞かれた「移民政策反対」デモ=國枝すみれ

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24色のペン毎日新聞 2025/12/22 06:00(最終更新 12/22 06:00) 有料記事 2177文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷日の丸を掲げて歩く「移民政策反対」デモの参加者=東京都内で2025年11月30日、國枝すみれ撮影 「根絶せよ‼ 外国人犯罪と偽装難民」「移民優遇するより、自国を優遇しろ」 11月30日、全国各地で「移民政策反対」を訴えるデモが開かれた。東京・渋谷でも、こんなプラカードと日の丸を掲げた数十人が行進した。 主催者が「外国人のガイは、外(という字)ではなく、害虫の害だ」と叫ぶと、参加者が「本当だ」と応じる。 「害虫の子孫なんかいらないんです」「そうだそうだ」 発言はどんどん過激になった。特にイスラム教徒を敵視しているようだ。 「モスクなんていらねーよ」 「イスラム原理主義者が移民として入ってくる。イスラム国ってあったでしょ。平気で人を殺します」 「乗っ取られるぞ」。男性が叫ぶと、「国境を守れ」「子どもを守れ」と女性たちも声をあげる。 イスラム教徒がみな危険人物であるかのような誤解を招く、と感じた。参加者の気持ち いったいどんな人が、どういう思いで参加しているのだろうか。 「日本を崩壊させる移民政策 断固反対」と書いたプラカードを持つ男性(58)に話を聞く。 「移民が増えすぎたと思うんです。日本はイスラム教徒に侵略された英国のようになってほしくない」 男性は山梨県の富士河口湖町近郊に住んでいる。富士河口湖町は、あるコンビニエンスストアと富士山との組み合わせが「映える」ために観光客が押し寄せ、黒幕を歩道に設置して富士山を「目隠し」したことで話題になった町だ。 「地元の人しか来なかった食品店にも外国人が来るようになった。店で日本語が聞こえてくると、ほっとします」 勤務先は外国人も多い。「真夜中に食堂でピザパーティーして大騒ぎしている」「電車内で大声で話していたから注意したら、にらまれた」 それは単に文化の違いなのでは? 「分かっています。でもずっと我慢しているのです」 デモ参加は2回目だ。「こういう場に来るとほっとするんです。(同じように)日本のことを考えている人がいるんだな、と」「あなたは外国人側?」 女性にも声をかける。63歳。駐在員の妻として10年以上、海外で暮らしたという。 参加した理由を尋ねると、聞き返された。 「あなたはどちら側なの?」 どちら側って? 「日本人側? それとも、外国人側?」…この記事は有料記事です。残り1264文字(全文2177文字)【前の記事】映画「記憶の解凍」が描く 新たな被爆体験継承のあり方=佐藤賢二郎関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>