毎日新聞 2025/12/22 07:00(最終更新 12/22 07:00) 有料記事 1481文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷完工式が開催された食品工場。工場の敷地と農地の境界付近に、太陽光パネルとみられるものが、ずらりと並んでいる=平壌市江東郡で2025年12月15日(朝鮮中央通信のホームページより) 北朝鮮が電力不足の緩和を図るため、太陽光発電などの自然エネルギーに活路を見いだそうとしている。韓国では、北朝鮮が一般家庭部門の総消費量の約7%を太陽光で補っているとの分析も出ている。北朝鮮で2026年1月に5年ぶりに開催される見通しの朝鮮労働党大会では、こうした課題も議論されるとみられる。 12月15日、平壌市江東(カンドン)郡。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記や娘も出席し、食品工場の竣工(しゅんこう)式が盛大に開催された。国営の朝鮮中央通信が配信した竣工式の写真では、工場の敷地に太陽光パネルが、ずらりと並んでいる。工場の電力を補うための設備だとみられる。 朝鮮中央通信は10月30日にも「平壌市で太陽光エネルギーを効果的に開発・活用」との見出しで、食堂、製薬工場などで太陽光発電を活用して電力を自給自足している、との内容を伝えた。 こうした太陽光発電の活用は、地球環境への配慮というより、慢性的な電力不足を解決するための方策として導入されている側面がある。 北朝鮮では長年にわたり電力の多くを石炭火力や水力で賄ってきた。だが燃料不足やインフラの老朽化などで慢性的な電力不足に悩まされてきた。 金政権は13年に新法を制定し、太陽光などの自然エネルギーを積極的に活用すると表明。この後、中国からの太陽光パネルなどの輸入が急増した。エネルギー経済研究院(韓国)のシン・ジョンス研究委員が23年に発表した推計によれば、北朝鮮の一般世帯で太陽光パネルを利用した発電量は、一般世帯の総消費量の約7%に達したという。近年では、農村地帯でも太陽光パネルが見られるようになった。 一方、約17年前から北朝鮮の電力事情の調査を続ける統一研究院(韓国)の鄭恩伊(チョン・ウニ)研究委員によると、近年は企業や公的施設などへの太陽光の導入が増えている。 鄭氏は、今年秋に中朝国境近くの咸鏡北道(ハムギョンプクド)穏城(ウンソン)にある税関施設を撮影した写真を入手した。建設中の…この記事は有料記事です。残り646文字(全文1481文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>