毎日新聞 2025/12/27 09:45(最終更新 12/27 09:45) 515文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷山頂に向かう「千光寺山ロープウェイ」=広島県尾道市で2025年12月11日、佐藤賢二郎撮影 「正面の橋が瀬戸内しまなみ海道の起点、新尾道大橋でございます」。広島県尾道市の観光シンボルの一つ、「千光寺山ロープウェイ」に乗ると柔らかな声が流れてきた。千光寺山(144メートル)山頂と市街地を結ぶ「3分間の空中散歩」。広い窓からは、瀬戸内海の島々や尾道の町並みが一望できた。 「春の桜など四季折々の風景がお勧めです」。そう語る山口恵利奈さん(33)は、8人いるガイドの中で最も長い15年目。尾道出身で高校卒業後、人に接する仕事がしたいと思い就職した。Advertisement千光寺山ロープウェイ山頂駅で車体の傍らに立つ山口恵利奈さん=広島県尾道市で2025年12月11日、佐藤賢二郎撮影 すぐに乗りに来てくれた母秀美さんは「この仕事が向いているよ」と言った。その翌年、秀美さんは他界。「辞めたいと思ったこともあるけど、母の言葉通り人との出会いが楽しい」。落ち着きと可愛らしさを感じさせる声は、車内に温かい雰囲気をつくっている。 平日の昼、山頂に向かう車内は観光客らで満員だった。動き出してしばらくすると、窓際で景色を眺めていた高齢の女性が、車内の真ん中にいた少年に「どうぞ」と言って車窓を譲った。 「ゆったりとした空気が流れる尾道になくてはならないもの」。山口さんがそう語る千光寺山ロープウェイは、尾道の町と千光寺、そして行き交う人々をつないでいる。【関東晋慈】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>