GoogleがGmailアドレス変更機能を公開|最大3つまで追加できる新仕様とは

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Googleが Gmailアドレス(@gmail.com)を変更できる新機能を段階的に公開し始めましたことがわかりました(GIGAZINE)。これまで Gmail アドレスは「一生固定」で、作り直すしか変更する方法がありませんでしたが、この仕様が大きく転換されたことになります。公式ドキュメントによると今回の変更は、既存の@gmail.comのアドレスを別の@gmail.comのアドレスに変更できるというものです。旧アドレスは「予備メールアドレス」として残り、他人が使うことはできません。メールは新旧どちらにも届き、Google サービスのデータ(Drive、YouTube、購入履歴など)はそのまま維持されます。新しいGmailアドレスは最大3つまで作成することができ、もともとのアドレスとあわせ、合計で4つのGmailアドレスを持てる計算になります。変更後も、旧アドレスはアカウントに紐づいたままで、いつでも「元の Gmail アドレスに戻す」ことが可能です。ただし、新しいGmailアドレスの作成は12か月に1回で、 1 年のクールダウン期間があるため、連続して作成することはできません。なお、Googleはこの機能を段階的にリリース中で、記事公開時点では「まだ使えないユーザーもいる」と明言していますのでご注意ください。実際の挙動はメールアドレスの送受信などは以下のような挙動となります。● メールの受信新旧どちらのアドレス宛でも Gmail に届くどちら宛かは「宛先」欄で確認可能● メールの送信送信元アドレスとして 新旧どちらも選択可能● Google サービスへのログイン新旧どちらのアドレスでもログインできる● データの扱いDrive、YouTube、Play ストアなどのデータはそのまま過去に作成したカレンダー予定などには旧アドレスが残る(遡って書き換えられない)まとめGmail のアドレス変更機能は、「昔つけた恥ずかしいアドレスを変えたい」「仕事用に落ち着いたアドレスにしたい」「名前変更に合わせてGmailも変えたい」といったニーズにようやく答えるものとなっています。旧アドレスが"予備アドレス"として残る親切設計なので、ユーザーにとってより柔軟で使いやすいメール環境が整うことになりそうです。