毎日新聞 2025/12/27 15:01(最終更新 12/27 15:01) 有料記事 1605文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷壁際にずらりと並ぶランドセル。学年ごとに置く場所が決まっている=札幌市東区の札苗児童会館で2025年9月30日、今井美津子撮影 近年、学童保育所の利用児童数は増加している。一方、ハード面の整備が追いつかず、人手不足も慢性化している。子育て支援が進む中、学童保育所の現状を取材した。 9月の平日の午後、札幌市東区の札苗児童会館に授業を終えた小学生の声が響き渡っていた。 ブロックで思い思いの形を作る子や、カードゲームで盛り上がる子も。体育室では男の子たちがボール遊びに夢中になっていた。 にぎやかな声に、児童会館を運営するさっぽろ青少年女性活動協会の矢野宏輔さんは「普通に話そうとすると会話の声が聞こえないんです」と説明する。 けがなどの緊急時に備え、職員はインカムをつけて仕事に当たっていた。 札幌市は地域ごとにある児童会館、学校の空き教室を利用したミニ児童会館に放課後児童クラブ(学童保育)を設置する。 全小学校区に199館あり、市から委託された同協会が運営。利用料は原則無料だ。 市内には補助金などで運営する民設の放課後児童クラブもあるが、利用登録した子どもの96%が児童会館に通う。 保護者が就労などの条件を満たせば希望者全員を受け入れており、待機児童は「記録上いたことがない」(市の担当者)。 小学1年の長男を持つ女性(40)は「同じ小学校の友達がたくさんいるし、学校から近くて安心。無料で預かってもらえるのはありがたい」と感謝する。「一人一人の様子把握、難しい」 学童保育施策が充実しているなどとして、札幌市は2025年、日経新聞社などによる「共働き子育てしやすい街ランキング」で全国7位に選ばれた。 しかし、課題もある。 1…この記事は有料記事です。残り950文字(全文1605文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>