毎日新聞 2025/12/25 07:45(最終更新 12/25 07:45) 730文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷小泉辰也・水戸署長(右)から感謝状を受け取る小沢優介さん=水戸市三の丸の水戸署で2025年12月23日午後1時32分、井手一樹撮影 銀行のATM(現金自動受払機)で電話先から指示を受けながら振り込もうとしていた高齢男性の詐欺被害を防いだとして、水戸署は23日、水戸市出身で都内の大学に通う小沢優介さん(20)に感謝状を贈った。小沢さんの祖母がかつて不審な電話を受けた経験があったことなどから、この男性に声をかけ、振り込みをやめさせた。 帰省していた小沢さんは7日、水戸市内の銀行のATMに行くと、隣でATMを操作しながら電話する男性(88)の声が耳に入ってきた。Advertisement 「こっちのボタン?」 電話相手から振り込み方法を指示されているようで不審に感じた。「電話相手は息子さんですか」。ためらいなく声をかけると、男性は電話相手のことをよく知らない様子だった。 小沢さんの祖母は以前、孫を名乗る人物から「家へ受け取りに行く」などと電話がかかってきた。その後、祖母から小沢さんに「お土産を持たせようと家で待っているけど、まだ来ないの」と電話があり、祖母がだまされそうになっていたことが発覚した。さらに、ニセ電話詐欺を特集したテレビ番組で手口を知っていたため、男性が詐欺の被害に遭う寸前と直感し、水戸署に通報した。小泉辰也・水戸署長(右)から感謝状を受け取る小沢優介さん(左)=水戸市三の丸の水戸署で2025年12月23日午後1時31分、井手一樹撮影 男性から電話の画面を見せてもらうと、「+」から始まる国際電話の番号が並んでいた。県警によると、国際電話が使われる詐欺が増加しているという。警察官が駆けつけるまで約10分間、男性の話し相手になりATMの操作を中断させた。 後日、男性から「本当にありがとう。止めてくれて良かった」とお礼の電話が来たという。歯科医を目指している小沢さんは「これからも誰かの助けになれれば」と笑顔で喜んだ。 水戸署の小泉辰也署長は「勇気を持って声をかけ、貴重な財産を守ってくれた。ありがたい」と話した。【井手一樹】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>