朝日新聞記事有料記事本間ほのみ 狩野浩平2025年12月25日 19時15分教員採用試験会場に入る人たち=2023年7月 2024年度に全国であった公立学校教員の採用試験は、倍率が過去最低の2.9倍だった。試験日程の前倒しや大学3年生向け試験、中高生への働きかけ――。各地で、受験者の確保にあの手この手で力を注ぐ。 各地の教育委員会は試行錯誤を続けている。 小学校が4.8倍と、調査対象の中で最高だった高知県の担当者は「一定の水準を満たす人材を確保するために3倍くらいは欲しい。狙い通り」と話す。2016年に大阪府内で試験を始め、17年からは6月実施に前倒しした。「併願ありき」でも 多くの受験生を確保したが、24年度実施の試験は6月分の合格者280人の約7割が辞退した。ただ、担当者は「(他県との)併願ありきだ」と割り切る。辞退者分は追加試験などで確保した。 「130人の教員がほしいと…この記事を書いた人狩野浩平東京社会部|教育担当専門・関心分野いじめ、不登校、子どもの権利、ニューロダイバーシティー、幼児教育、性暴力関連ニュースこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ12月25日 (木)ロキソニンなど追加負担へ外国籍の採用 一部見直しへ尾崎将司さん死去 78歳12月24日 (水)今年の出生数、66万8千人程度子どもの所在 つかめぬ自治体政府 メガソーラー規制強化へ12月23日 (火)H3ロケット、打ち上げ失敗性犯歴の確認対象 政府指針案高校の「数学」再編へ12月22日 (月)国籍取得 居住「10年以上」に台湾有事 フィリピンに危機感働きアリに「女王殺し」誘導トップニューストップページへ求職者なりすまし、ハローワーク職員を戒告 9割超で職員に数値目標17:13入学金の二重払い、私立210大学が返金など実施・検討 国が初調査16:19林総務相が選挙運動の収支報告書を訂正 労務費の13人計13万円分17:30国分太一さんの人権救済申し立て、日弁連「扱わず」 日テレ対応巡り17:40堕胎失敗で誕生した女性が語る ホルマリン漬け赤ちゃんに重ねた人生17:00映画「国宝」に重なる祖父の思い出 中村壱太郎さん語る歌舞伎の魅力17:00