毎日新聞 2025/12/28 11:15(最終更新 12/28 11:15) 731文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷水源池「十王村の水」を清掃する尾田静弘さん(左)ら=彦根市西今町で2025年12月16日午前10時16分、伊藤信司撮影 「千年先の命をつなぐ『十王村の水』―地域の宝を未来へ残したい」。そんなテーマを掲げ、滋賀県彦根市の「十王村の水保存会」(尾田静弘会長)はクラウドファンディング(CF)に取り組んでいる。全国的にも知られる湧水(ゆうすい)を守るため、来年1月31日まで30万円を目標に寄付金を募る。 十王村の水は彦根市西今町にあり、1985年には環境庁(現環境省)の「名水百選」に掲載された。石の柵で囲まれた水源池で、中央の六角堂には地蔵も祭っている。尾田会長によると、織田信長が尾張―安土間を往来中、この水を飲んだという。江戸期には湖東三名水の一つとされ、母乳の出がよくなるという伝説もあった。近年は自噴しなくなり、1994年に市の補助金で電動ポンプを設置。地元小学校区の約400人で保存会も作り、ポンプの維持管理や、月2回の周辺清掃などに取り組んできた。Advertisement しかし、高齢化などで保存会員は125人まで減少。ポンプの電気代もまかなえなくなっている。今回は①伝統的水源の保全②子供への環境教育推進③防災用水としての活用――などと目標を設定。ウェブサイト「キャンプファイヤー」でCFを呼び掛けている。返礼品は2種類あり、寄付金5500円なら「十王村龍門之図」(濱中応彦氏作)がプリントされたポストカード▽1万6000円なら十王村の水使用の「ラパン アンジェリークのカステラ3種詰め合わせ」がもらえる。 今年11月、5台分だった駐車場を倍増し、遠方からの来訪者にも便宜を図っている。尾田会長は「今もジョギングやサイクリングの休憩地として、児童らの地蔵盆の拠点として親しまれています。地域の自然、文化を守ることは未来への贈り物。私たちの挑戦に力を貸してください」と話している。【伊藤信司】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>