毎日新聞 2025/12/28 12:00(最終更新 12/28 12:00) 925文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ラーメン店を始めた垣崎醬油店の垣崎宏次社長=島根県邑南町中野で2025年12月20日午後2時39分、村瀬達男撮影 中国山地の山あいで、大正創業の老舗醬油(しょうゆ)店が約半年前に始めたラーメン店が好評だ。醬油を4種類ブレンドしたスープに自家製麺、ブランド豚のチャーシューというこだわりの味で、替え玉や濃い味が好きな人向けに「追い生(き)醬油スプレー」もある。週末には島根、広島両県を中心に1日100~150人が訪れるという人気店になっている。 ラーメン店を開店したのは、1921(大正10)年の創業の垣崎醬油店(島根県邑南町)。近年は、醬油などの調味料の製造販売のほか酒類も扱っていたが、新型コロナウイルス禍を機に酒類販売から撤退した。Advertisement 2年前に代替わりした4代目の垣崎宏次社長(40)が昨年、醬油店(木造平屋約90平方メートル)を改装し、奥に調理場と15席の飲食スペースを新設。今年5月に「お客さんに醬油を食べてもらう手段として」ラーメン店を開業した。 ラーメンの修業に行くことは「時間がもったいない」と考え、動画投稿サイト「ユーチューブ」や本で独学した。醸造のため自社の井戸で地下53メートルからくみ上げる伏流水を北海道産小麦粉に加えた麺を機械で製造。タレは2年熟成の生搾り、加熱醬油、3~4年寝かした再仕込み、甘口の4種類を配合する。スープは昆布、シイタケ、骨付きの石見ポークと鶏肉を伏流水で煮込む。チャーシューも石見ポークを圧力釜で軟らかく仕上げ、刻んだタマネギ、のりをトッピングする。 メニューは醬油ラーメン968円、チャーシューメン1210円、替え玉165円、ごはん242円のみ。ごはんに生卵1個を無料で付けるのは「卵かけご飯にして醬油を使ってほしいから」だ。「調味料メーカーだからできるカスタマイズ」という調味料コーナーには醬油9種類、もろみ4種類、肉みそ、ゆずこしょう、ニンニクなどを置き、「味変」も楽しめる。4種類の醬油を配合した垣崎醬油店の醬油ラーメン=島根県邑南町中野で2025年12月20日午後1時37分、村瀬達男撮影 垣崎社長は「約1年かけて納得できる味ができた。将来は隣の工場の醬油の木おけを来店客が見学できるようにしたい」と話した。 営業は月、火、木、金曜の午前11時半~午後1時半。土曜は午前8時半~午後1時半。年内は30日まで。来年1~2月は醬油仕込みのため休業し、3月1日に再開する。問い合わせは同店(0855・95・0321)。【村瀬達男】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>