震災の神戸の復興願う歌「しあわせ運べるように」 誕生のきっかけは

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朝日新聞記事有料記事武部真明2025年12月25日 7時00分「しあわせ運べるように」を作詞作曲した臼井真(右)さんが、兵庫県立兵庫津ミュージアム名誉館長の田辺真人さんと対談した=兵庫県芦屋市 阪神・淡路大震災の直後に生まれ、約31年間、震災の追悼式典や学校行事などで歌い継がれてきた合唱曲「しあわせ運べるように」。その誕生には、きっかけとなった歌があった。神戸親和大教授で、作詞作曲した元小学校教諭の臼井真さん(65)が、兵庫県芦屋市で今月にあった講演会で明かした。 1995年1月17日の阪神大震災から約2週間後の夜。臼井さんは崩壊した神戸市の映像をニュースで見たとき、歌詞とメロディーが突然わきあがった。曲をつくりあげるのに10分間もかからなかったという。 できあがった「しあわせ運べるように」は、復興への願いのシンボルとして、新潟県中越地震や東日本大震災、さらには国外の被災地にも広がり、2021年には神戸市歌に指定された。 臼井さんは「この歌をつくれたひとつのきっかけになった歌がある」という。 震災発生の10年前の198…阪神・淡路大震災1995年1月17日に発生し、6434人が亡くなった阪神・淡路大震災。震災とともに生きてきた人々のストーリーなどをお伝えします。[もっと見る]関連ニュースこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ12月25日 (木)ロキソニンなど追加負担へ外国籍の採用 一部見直しへ尾崎将司さん死去 78歳12月24日 (水)今年の出生数、66万8千人程度子どもの所在 つかめぬ自治体政府 メガソーラー規制強化へ12月23日 (火)H3ロケット、打ち上げ失敗性犯歴の確認対象 政府指針案高校の「数学」再編へ12月22日 (月)国籍取得 居住「10年以上」に台湾有事 フィリピンに危機感働きアリに「女王殺し」誘導トップニューストップページへNYダウが約2週間ぶりに過去最高値を更新 4万8731.16ドル4:11高額療養費の見直し、背景に少子化財源も 患者は「更なる抑制を」19:15高市首相、議員や経済界との交流少なく不安の声も たまる未読メール19:30世界で称賛、若きヤギチーズ職人が見付けた「左右されない生き方」5:00クリスマスの贈り物 障害ある子と母の願いかなえる おもちゃ病院長6:00疲労はあなたのせいではない 「働いて働いて」から自分を守るために7:00