冬ごもり特選集:創設者と観察者 内外の2人が明かす参政党の「正体」とこれから

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冬ごもり特選集毎日新聞 2025/12/28 16:00(最終更新 12/28 16:00) 有料記事 2858文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷当選が確実となった候補者の名前に花を付ける参政党の神谷宗幣代表=東京都新宿区で2025年7月21日午前0時28分、内藤絵美撮影 2025年の夏、後に振り返っても国政の転換点だったと言えそうな参院選がありました。 自民、立憲民主という与野党の第1党が低調に終わる中、大きく勢力を伸ばした党の一つが、参政党です。 「極端な思想の公務員は辞めてもらう」「ジェンダーフリーなんかいらない」――。 時に誤った事実に基づきながら、代表は選挙中、過激なフレーズを発し続けました。それは全国の街頭で、交流サイト(SNS)で、聴衆を集めました。 一方、その時点で、実はあまり報じられていないことがありました。まだ結成5年の政党が「何を目的にしているのか」です。 それを、参政党をよく知る2人に説いてもらったのがこの記事です。 いまから読んでも、気付きを得てもらえると思います。 毎日新聞デジタル7月21日の記事です(年齢・肩書きは当時のまま) 参院選が終わり、大きな笑みを浮かべた人物がいた。 参政党の神谷宗幣代表(47)だ。改選議席が一つしかなかった党は14議席を取り、結党5年にして大きく勢力を伸ばした。 そんな党を何年も見つめ続け、今の姿に複雑な思いを抱く2人がいる。 結党時の主要メンバーで党名の名付け親でもある政治系ユーチューバーのKAZUYA(カズヤ)氏(37)と、党の集会に入り込むなど3年以上にわたって注視し続けてきたライターの黒猫ドラネコ氏だ。 立場の異なる2人が、口をそろえて語る参政党の「本質」がある。 「党勢を広げるために陰謀論を取り入れ、もはやそれを拭えなくなった保守の集まりですよ」 ▼参政党の関連記事 参政、議席大幅増 ネット駆使して関心集める 過激な主張には批判も 参政党の当選者一覧「操られた世界」語り、コロナ禍に台頭 スクリーンに映し出された図には「世界の支配構造」とあった。5年前、党による市民向け有料講座の一コマに、スタッフとして居合わせたカズヤ氏は驚いた。 「国際金融資本が世界を牛耳っているとかいう陰謀論でした。そんなものを、どうして高い金を払っている受講者に語るんだろうって」 2013年から8年近く神谷氏と行動を共にし、一時は理念を共有した。だが21年1月、党を去った。「党内に陰謀論を語る人が増え、無理でした」と振り返る。 一方の黒猫氏が参政党に注目したのは22年春だ。元々、カルトや科学的根拠に乏しいスピリチュアル系の団体を追っていた。「怪しい政治団体があると知り、取材を始めた」という。 参政党は20年4月、神谷氏を中心に5人のスタッフと3000人の党員で結成された。カズヤ氏も黒猫氏も「ちょうどその頃に始まった新型コロナウイルス禍を追い風に人が集まった」と口をそろえる。 社会が不安に陥る中、インターネットを中心に「コロナウイルスは人為的に生み出された」「ワクチンは兵器」、そして「ディープステート(DS、影の国家)が世界を操っている」という言説が盛んに語られた。 「陰謀論です。でも信じる人がいる。参政党は『DSに牛耳られた世界で、日本のために働くのが自分たちだ』という旗を掲げ、そういう人たちを一気に取り込みました…この記事は有料記事です。残り1593文字(全文2858文字)【前の記事】「明日会おう」を最後に消えた独裁者 アサド政権崩壊、元首相が証言関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>