毎日新聞 2025/12/28 18:25(最終更新 12/28 18:25) 712文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷【飯田-倉吉東】前半、トライを決めて喜ぶ飯田の選手たち=東大阪市花園ラグビー場で2025年12月28日、新宮巳美撮影全国高校ラグビー大会1回戦(28日・東大阪市花園ラグビー場)○飯田(長野)82―0倉吉東(鳥取)● 点差が開いても戦い方は徹底していた。 飯田伝統の戦術はモールだ。トライライン近くで組むことが多いが、飯田は場所を選ばない。【倉吉東-飯田】後半、突進する飯田の選手たち=東大阪市花園ラグビー場で2025年12月28日、新宮巳美撮影 小林克監督はその理由を「選手が20人で全体練習が週3日の学校が、全国の舞台で戦うにはこの戦術」と説明する。 開始早々だった。自陣でボールを保持すると、121キロのロック久保田光瑠がボールを拾い上げてモールを作り、密集が束になって相手陣に攻め込んだ。Advertisement 動き出したモールを止めようとした倉吉東の選手を次々と巻き込むと、バックスが外にできたスペースを使ってゲイン。最後は主将の小池勇誠がトライを奪った。 飯田がこの日、形成したモールは約30回。自陣での形成もあったが、トライにつながる場面でもあった。 小池は「この戦術は『世界で飯田だけ、全部モールで飯田(いい)じゃないか』と思っている。相手にボールを持たれなければ失点の可能性は減る」と狙いを明かす。【飯田-倉吉東】後半、トライを決める飯田の奥村妃呂=東大阪市花園ラグビー場で2025年12月28日、新宮巳美撮影 飯田は前回大会の初戦で盛岡工(岩手)に2点差で敗れた。試合終了間際にペナルティーゴール(PG)の好機を得たが、ボールはゴールポストの外側を通過した。 3年生が多く抜けた新人戦は合同チームでスタート。1年生が10人入ったことで単独チームに戻り、モールを強化してきた。今大会後は3年生6人が抜けるので再び合同チームになる見込みだ。 花園での1回戦突破は4大会ぶり。次の相手は4大会前に2回戦で敗れた目黒学院(東京第1)だ。 「花園で戦う姿を長野の中学生に見せて、『飯田でモールしませんか』って伝えたい」と小池。束になって次の道を切り開く。【林大樹】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>