毎日新聞 2025/12/27 06:00(最終更新 12/27 06:00) 有料記事 2217文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷大阪府泉大津市長選の告示日、立花孝志氏の街頭演説をスマートフォンなどのカメラで撮影する人が多数いた=泉大津市で2024年12月8日、北村隆夫撮影 虚実入り交じるSNS(交流サイト)にどう対応すべきか――。「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が元兵庫県議の竹内英明さん(当時50歳)に対する名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕、起訴された事件は、SNSと選挙のあり方を問うことになった。人をつなぐツールとして広がる一方、人を攻撃する「武器」にもなるSNS。世論調査から有権者の考えを探った。<同時公開の関連記事>N党・立花党首逮捕、肯定派と否定派 世論調査から読む隔たりの原因「虚偽情報による誹謗中傷」 立花党首は、これまでも選挙演説やインターネット上で他者の批判を繰り返したり、自身の当選を目的とせずに他候補を支援する「2馬力選挙」のために立候補したりするなど、その手段は物議をかもしてきた。竹内さんへの事件を巡っては、斎藤元彦・兵庫県知事のパワハラ疑惑などを調べる「県議会調査特別委員会(百条委)」の委員を務めていた竹内さんについて、斎藤知事を陥れた「黒幕」的な存在と主張。選挙演説やSNSなどで繰り返し批判した。竹内さんが自宅で死亡しているのが見つかったのは2025年1月18日。遺族側は、立花党首の発信後にSNSなどで匿名の批判的な投稿が相次ぎ、精神的に追い込まれて自殺したとしている。 毎日新聞が11月22、23日に実施した世論調査で、立花党首の逮捕についてどう思うか自由に記述してもらうと、立花党首を擁護する声も少なからずあったが、「妥当」「当然」として逮捕を肯定的にとらえている意見が多数を占めた。中でも「虚偽情報による誹謗(ひぼう)中傷」を問題視する指摘が相次いだ。規制を求める声 自由記述で目立ったのは、SNSへの規制を求める声だ。「誹謗中傷と表現の自由をはき違えている人の対処について、早く法整備すべきだ」(70代女性)「表現の自由侵害の可能性があるからといってSNSを野放しにはしていられない。ファクトチェックや誹謗中傷を罪に問える立法は必要」(70代男性)「法整備をし、罰則を厳格にする。言論の自由をはき違え、または盾にしてのSNS利用は違う。本人を特定し難いツールは使用不可とすべきだ」(60代男性)「うそや誇張、閲覧数で世論を操作することの違法性、危険性、犯罪性にもっと厳しく対処すべきだ」(80歳以上女性)――。「SNS等について、虚偽の発信が放置され過ぎだ」(70代女性)と考えている有権者は多いようだ。 また、「死に至るまでいかないものの、身近に同様の事例がある。取り締まりを強化してほしい」(50代女性)のように、SNSによるトラブルが自分の身の回りにも起きていることを訴えた書き込みもあった。被害が深刻化していけ…この記事は有料記事です。残り1116文字(全文2217文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>