メモリ価格が高騰するのか、2026年時点で「どれくらいのRAMがあれば快適にゲームができるのか」という長年の疑問に対して、Microsoftが静かに答えを示しました。Windows Latestが発見したサポートドキュメント(現在は削除済み?)には以下のような情報が掲載されていたそうです。Moving to 32GB RAM helps if you run Discord, browsers, or streaming tools alongside your gamesゲーム中にDiscordやブラウザ、配信ツールを同時に使うなら、32GB RAMに増やすと効果がある16GB RAM is a must, 32GB is a no-worries zone 16GBは必須ラインで、32GBなら心配いらずの快適ゾーン。結論として同社は、16GBは依然として実用的な基準である一方、32GBこそが「no-worries(心配いらず)」な選択だと位置づけています。なぜ32GBが「心配いらず」なのかMicrosoftが強調するのは、現代のPCゲーム環境が「ゲーム単体」では完結しないという現実です。Discord、複数のブラウザタブ、SteamやEpicなどのランチャー、OBSによる配信・録画、GPUオーバーレイ、各種バックグラウンドサービスなど、さまざまなプログラムが同時に動作し、ゲーム以外のプロセスがRAMを圧迫する状況が当たり前になっています。さらに、Windows 11自体でWebView2ベースのアプリが増えたことで、OSのアイドル時メモリ使用量が年々増加しています。TeamsやWidgetsなど、OS標準の機能でさえ複数のChromiumプロセスを抱えています。こうした積み重ねにより、16GBでもゲームは動くものの、余裕が少なくなってきているというのが実情です。一方で、『Cyberpunk 2077』『Starfield』『Hogwarts Legacy』『Elden Ring』など、多くのAAAタイトルは推奨16GBを維持しています。つまり、ゲーム自体は16GBで十分動作するものの、ゲーム以外の要素が16GBの余裕を奪っているため、32GBが「安心」というわけです。まとめ:16GBはまだ戦えるが、32GBは未来への保険16GBから32GBへRAMを増やしたとしても、ゲームのFPSが劇的に伸びるわけではありません。しかし、長時間プレイ時のメモリ圧迫や、配信や録画との併用、Discordやブラウザの肥大化、Windows 11のWebView2依存といった要因を考えると、たしかに32GBが心配しなくていい容量になりつつあるとはいえそうです。