二分させないために 湯浅誠さんと右派ライターが見つけた「解」

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鈴木英生最新記事毎日新聞 2026/5/4 09:00(最終更新 5/4 09:00) 有料記事 4176文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷  憲法記念日(5月3日)に合わせ、反貧困運動や子ども食堂などの取り組みで知られる社会活動家の湯浅誠さんと、右派を自認しつつ他の立場との対話を重視するライターの梶原麻衣子さんによる対談。後編は、改憲論議などの背景に横たわる政治や社会の分断を巡り、その構造や乗り越え方などについて語り合った。【構成・鈴木英生】 今回は対談の後編です。 前編 9条は父を否定した 右派ライターと湯浅誠さんが語る憲法の明日「身内」以外への不信感 湯浅 前編での防衛力と生活保護への批判は同じ構図との指摘は「なるほど」でした。かつ、私は「憲法25条=メモ(1)=を改正せよ」と思ったことがないと気づきました。 梶原 防衛力は、「最小限度が必要」という規定すら憲法にありませんし。 湯浅 25条と13条=メモ(2)=をセットで考えてきたからかもしれない。最低生活保障が25条、その先の幸福追求は13条、と。憲法全体の構成の中で、個々の条項の意味づけも変わってくる。 梶原 条文の文言の話だと、徴兵制を導入できない理由は18条=メモ(3)=とされます。この条文を使った議論に「俺たちの仕事は苦役扱いか」と怒る自衛官もいます。 ――そういえば、少なくない国で徴兵制が比較的近年まであったか今もあり、かつ死刑は廃止(事実上含む)のようです。が、日本は戦後ずっと徴兵なし死刑ありです。 湯浅 徴兵制は、国家が国民から強制的に軍事力を調達するという側面と、国家に対して、あるいは国家を頼らず、国民が各人で自衛力を備える共和政的な面があります。後者の側面は、究極では抵抗権にもつながるような国家との緊張関係があるので、死刑廃止との親和性も出てくる。日本が徴兵なし死刑ありなのは、共和政的な側面の弱さが関連しているのかもしれません。 ――前編の相互不信の話にも関連? 梶原 個々人が集まって日本という共同体ができている感じが、どうもしないというか。たとえば多くの保守派は防衛力に強い関心があっても、生活保護受給者には極度に冷淡です。本来は同じ国民同士、困っていたら助けるのが当然なのに。 湯浅 保守派に限らない話かと思います。以前、母に「近所にイラン人が住むようになって怖い」と言われて驚きました。母は、障がい者である私の兄への差別で苦労したのに、外国人差別には鈍感なのか、と。 「身近じゃないから」だと思い至りました。母に…この記事は有料記事です。残り3185文字(全文4176文字)あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>