有料記事2025年10月6日 16時30分衝突した車両を調べる国の運輸安全委員会の調査官ら=2025年10月6日午前11時54分、川崎市高津区、竹花徹朗撮影 5日深夜に東急田園都市線の梶が谷駅（川崎市高津区）構内で、列車同士の衝突、脱線事故があった。けが人はいなかった。事故の影響で、田園都市線は6日の始発から鷺沼―渋谷駅間、同線に乗り入れる大井町線は溝の口―二子玉川駅間で運転を見合わせているが、東急電鉄によると、6日午後4時現在、運転再開の見通しは立っていない。 東急や国土交通省によると、事故は5日午後11時4分ごろに発生。梶が谷駅で中央林間発渋谷行き普通列車（10両編成）が上り線ホームに入ろうとした際、引き込み線の途中で停止していた回送列車（同）と衝突し、回送列車の一部車両が脱線した。普通列車の乗客149人と、双方の運転士、車掌計5人にけがはなかった。国の運輸安全委員会は鉄道事故にあたるとして、事故調査官を6日に派遣した。【動画】田園都市線で列車衝突 始発からダイヤ乱れる＝依知川和大撮影 東急によると、6日午後4時現在、安全委の調査は継続中で、終わり次第、脱線した列車の撤去の準備を始めるが、いつになるかは不明という。 このため、6日始発から運休が続く田園都市線の渋谷―鷺沼駅間、大井町線の二子玉川―溝の口駅間は再開のめどが立たず、田園都市線は鷺沼―中央林間駅間、大井町線は大井町―二子玉川駅間で折り返し運転を続けている。 東急電鉄によると、回送列車は見習いと指導役の2人の運転士が乗車。回送列車はいったん上り線ホームに停車した後、電車を留置しておくために引き込み線を下り方向に向かって進んだ。ところが、引き込み線へのポイントを通過した際に速度が速すぎたためにオーバーランを防ぐ装置が作動し、自動ブレーキによって本来の停止位置より手前に停止。この際、最後尾の車両の一部が上り線にはみ出していたとみられる。田園都市線衝突 現場の見取り図 普通列車の運転士は駅に入る…こんな特集も注目ニュースが１分でわかるニュースの要点へ10月6日 (月)高市新総裁、党人事を調整「ごまさば」アニサキス注意世界遺産・白川郷でクマ出没10月5日 (日)高市早苗氏が自民党新総裁にハマス、条件付きで合意動画生成AI、修正へ10月4日 (土)自民党総裁選 きょう投開票インフルエンザ 流行期入りコメ4キロでの販売広がる10月3日 (金)｢反軍演説｣議事録 復活案浮上国勢調査 同性カップル数えず外来タヌキ ウミガメを襲うトップニューストップページへ脱線の東急田園都市線 渋谷―鷺沼の再開めど立たず ATC未作動か16:30自民・麻生最高顧問と国民民主・榛葉幹事長が会談 連携めぐり協議か12:49高市氏の「WLB捨てる」発言、過労死弁護団が撤回求めて抗議の声明16:50「頭が痛い」、在庫減り苦悩する飲食店 アサヒの障害発生から1週間16:30貸金庫盗を繰り返した元行員の涙 「三菱UFJを嫌いにならないで」15:43ノーベル平和賞、今年は誰に？「候補リスト」公表の識者が語る注目点17:00