被爆者の証言集、第30集で一区切り エフコープ生協が記念交流会

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毎日新聞 2025/10/5 13:30(最終更新 10/5 13:30) 710文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷エフコープ生協が2025年に発刊した被爆体験証言集の第30集「つたえてください あしたへ……」=福岡市博多区で2025年10月3日午後0時0分、竹林静撮影 広島、長崎の被爆者から聞き書きした体験をまとめたエフコープ生協(福岡県篠栗町)の証言集「つたえてください あしたへ……」の発刊30周年を記念した交流会が3日、福岡市博多区で開かれた。被爆者2人と編集に携わった生協組合員ら約45人が参加。被爆体験を託す側と受け継ぐ側の双方で打ち解け合い、継承の在り方を考えた。エフコープ生協が1995年から毎年発刊してきた被爆体験証言集「つたえてください あしたへ……」のバックナンバー=福岡市博多区で2025年10月3日午前11時59分、竹林静撮影 証言集は、戦争や原爆の悲惨さ、平和の尊さを伝え、風化を防ごうと、1995年の第1集から年1回の発行を続けてきた。これまで紹介した証言は延べ303人、活動に参加した組合員は延べ903人に上る。Advertisement 組合員有志の聞き書き活動のメンバーが県内在住の被爆者を訪ねてきたが、証言者の数は年々減少。97年には30人の体験談を掲載できたが、直近5年間は1冊あたり2~5人にとどまっていた。このため定期発刊は被爆80年となった今年の第30集で一区切りに。「今後は柔軟に、体験を聞けたら随時まとめていく」方針に決まったという。証言集の聞き書き活動に参加したエフコープ生協の組合員らに被爆体験を語る山崎弘子さん=福岡市博多区で2025年10月3日午前10時52分、竹林静撮影 4歳の時に長崎の爆心地から1・5キロの自宅で被爆し、第30集に証言が載った山崎弘子さん(85)=福岡市早良区=は「原爆から逃げ回る時の顔は今も思い出す。やっぱり戦争は怖い」と話した。10歳の時に広島で入市被爆した米尾淑子さん(90)=同市中央区=は、15歳で被爆した母を亡くした。「80年たっても世界では争いがあり、戦争の火は消えないと思うと本当に悔しい」と思いを語った。交流会で平和への思いを語る被爆者の米尾淑子さん=福岡市博多区で2025年10月3日午前10時55分、竹林静撮影 交流会ではテーブルごとに被爆者を囲み、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞した意義を考えたり、核兵器廃絶に向けた意見を交わしたりした。エフコープ生協の証言集はインターネットでも公開されている。【竹林静】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>