北陸電志賀原発差し止め請求棄却、富山地裁 原告ら「判決ずさん」

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2026年3月4日 21時30分有料記事佐藤美千代 砂山風磨 杜宇萱 北陸電力の株主らが志賀原発1、2号機(石川県志賀町)の運転差し止めなどを求めた訴訟で富山地裁(矢口俊哉裁判長)は4日、株主らの訴えを退ける判決を言い渡した。原告らは「起こり得る現実に、真剣に向き合った判決とは到底思えない」と批判した。北陸電力志賀原発の運転差し止め訴訟で請求が棄却され、「不当判決」の旗を掲げる原告側の弁護士ら=2026年3月4日午後3時8分、富山市西田地方町2丁目の富山地裁前、杜宇萱撮影 提訴は2019年。北陸電力が2号機の再稼働に向けた審査を原子力規制委員会に申請した5年後で、富山、石川両県の株主らが取締役らを相手取って起こした。 原発の安全性や経済合理性について必要な調査や分析をせずに再稼働を決めたとして、取締役に求められる善管注意義務に反する違法行為だと主張。それによって「北陸電力に回復できない損害が生じる恐れがある」と訴え、運転の差し止めなどを求めてきた。 だが判決は、原発の安全性について、取締役が専門家に検討させた結果をよりどころに再稼働の可否を判断すれば、注意義務違反などがあるとはいえないとした。規制委の審査で求められる安全対策をとることで、重大事故の発生を防止する義務を果たしていると結論づけた。24年元日の能登半島地震を踏まえても、この判断が変わらないと明言した。北陸電力志賀原発=2025年8月24日午後1時49分、石川県志賀町、朝日新聞社機から、友永翔大撮影 原告側の岩淵正明弁護団長は判決後の記者会見で「原発の安全神話が復活したような、ずさんな判決だ」と憤った。「最終的に原発の安全性の責任を負うのは事業者(電力会社)だという主張がスルーされている」とも非難した。■「再稼働ありき」判決が指摘…【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人杜宇萱金沢総局専門・関心分野災害、労働、写真・映像関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月4日 (水)対イラン攻撃 長期化を辞さず南鳥島で核ごみ調査申し入れ女性7割「性的からかい」経験3月3日 (火)原油価格、一時12%急騰ハメネイ師の居場所特定 なぜ大江健三郎の未発表小説発見3月2日 (月)イラン最高指導者 殺害される商船三井 ホルムズ海峡足止め節約志向 落ち込む肉消費3月1日 (日)米・イスラエル、イラン攻撃クリントン氏「犯罪知らず」名鉄百貨店本店が閉店トップニューストップページへイランの軍艦沈没、101人行方不明 潜水艦による攻撃か 海外報道19:09「サナエトークン」発行団体が名称変更を発表、首相に「迷惑かけた」19:30衆院選後の上昇分吹き飛ぶ イラン情勢の収束見えず、世界的な株安に19:34中間選挙へ予備選始まる 民主党「新星」タラリコ氏、テキサスで勝利20:13楽天の浅村選手らがオンラインカジノで賭博容疑 宮城県警が書類送検20:07ドローン攻撃受けた中東のデータセンター AI時代の新たなリスクに19:30