「AIが発明者」、特許の出願者の訴えを認めず 最高裁が上告退ける

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2026年3月5日 17時52分米田優人最高裁判所=東京都千代田区 AI(人工知能)を発明者とする特許出願を却下された米国籍の出願者が処分の取り消しを求めた訴訟で、最高裁第二小法廷(岡村和美裁判長)は4日付の決定で、出願者側の上告を退けた。「発明者は自然人(人間)に限る」として出願者の敗訴とした一、二審判決が確定した。 一、二審判決によると出願者は2020年、食品容器などの特許出願の際、発明者の氏名を「ダバス、本発明を自律的に発明した人工知能」として出願。特許庁は21年、「発明者は自然人に限られる」として補正を命じたが、出願者が応じなかったため、却下した。 一審判決は、特許法は発明者が人であることを前提とし、人以外に特許を与える規定もないと指摘。海外でも、発明者にAIを含むことには慎重な国が多く、特許庁の処分は適法とした。一方で、AIによる発明の権利について「現行の特許法と異なる制度設計の余地も十分にあり得る」と述べた。二審・知財高裁も、AI発明が社会に及ぼす影響など「広汎(こうはん)で慎重な議論」が必要としつつ、一審の結論を支持した。 第二小法廷は決定で、上告できる理由にあたる憲法違反などがない、とだけ判断した。【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人米田優人東京社会部|最高裁専門・関心分野司法、刑事政策、消費者問題関連トピック・ジャンルこんな特集も注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月5日 (木)旧統一教会に解散命令イラン情勢受け東証3日続落米軍、エクアドルで軍事作戦3月4日 (水)対イラン攻撃 長期化を辞さず南鳥島で核ごみ調査申し入れ女性7割「性的からかい」経験3月3日 (火)原油価格、一時12%急騰ハメネイ師の居場所特定 なぜ大江健三郎の未発表小説発見3月2日 (月)イラン最高指導者 殺害される商船三井 ホルムズ海峡足止め節約志向 落ち込む肉消費トップニューストップページへ公立の教員不足3827人、4年前の1.8倍 地域で差 文科省調査17:00政府、湾岸諸国の空港封鎖で足止めの邦人をチャーター機で退避支援へ15:18カイロス失敗、安全システムに異常起きた可能性 高度29キロで爆発15:55天武朝の飛鳥寺の北に中央官庁群か 飛鳥・石神遺跡東方で塀跡が出土17:00イラン攻撃、米はベトナム戦争の過ちを繰り返すのか 松村五郎元陸将11:00大谷翔平は1番?2番? 初戦の相手は「過去最強」 WBC展望15:00