暮らし・学び・医療速報毎日新聞 2026/3/6 05:00(最終更新 3/6 05:00) 1003文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ネコの前脚写真一覧 細菌に感染した猫から人へ、推定で年間1万人ほどの患者がいるとされる「猫ひっかき病」という感染症がある。感染の有無を判断できる検査キットを開発するため、山口大大学院医学系研究科の常岡英弘特命教授の研究グループがクラウドファンディングで支援を募っている。重症化を防ぐために肝心なのが検査キットによる迅速な診断だ。 猫ひっかき病は、「バルトネラ・ヘンセレ」という細菌に感染した猫にひっかかれたり、かまれたりした傷からうつる「人獣共通感染症」だ。Advertisement 猫は無症状だが、人は多くの場合、受傷後1~2週間で皮膚に赤紫色の虫刺されのような小さな隆起ができ、リンパ節が腫れて痛んだり、発熱や倦怠(けんたい)感、嘔吐(おうと)といった症状が出たりする。手首のひっかき傷にできた小さな隆起=山口大大学院提供写真一覧 大半は6~12週ほどで自然に治るが、感染者の1~2割は、視力が衰える視神経網膜炎や急性脳症、心内膜炎などに至る。急性脳症は一部重症化する例があり、心内膜炎も命取りになる場合があるという。 猫にひっかかれた場合だけでなく、猫の血を吸って感染したノミを介して人に感染するケースや、菌が付着した犬を介して感染するケースもある。 菌の運び屋であるノミが温暖な地域を好むため、暖かい地方ほど猫の保菌率が高い。常岡特命教授によると、過去の研究では、北海道や宮城県では感染猫は確認されず、一方で、山口県では1割の猫が、沖縄県では2割が感染していたというデータもある。猫ひっかき病で表れた首のリンパ節の腫れ=山口大大学院提供写真一覧 患者は全国に年1万人ほどいると推定されている。「猫ひっかき病」と早期に診断できれば抗生物質で病期を短くでき、重症化も防げる。 感染の有無は血清検査で判明するが、診断には特殊な顕微鏡と経験が必要だ。国内での研究をリードする常岡特命教授らのグループは今回、インフルエンザのように簡単で迅速な診断ができる検査キットの開発を目指して、クラウドファンディングで研究開発費を募ることにした。 寄付は、クラウドファンディングサイト「READYFOR」で18日午後11時まで受け付ける。 猫にひっかかれたり、かまれたりした場合の対処法について、研究グループは傷口をしっかり水道水で洗い、消毒液を塗るよう勧めている。 また予防策として、家猫より保菌している率が高い野良猫はむやみやたらと触らない▽野良猫との接触を避けるため飼い猫はできるだけ外に出さない▽ネコノミを駆除する▽猫との接触後は手指をよく洗う――などを挙げている。【三森輝久】あわせて読みたいAdvertisement現在昨日SNSスポニチのアクセスランキング現在昨日1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>