インタビュー2026年3月19日 16時30分有料記事聞き手・狩野浩平西新宿小学校長として様々な改革を進めた長井満敏さん。校長室には自費で買ったクッションを置き、教室で落ち着いて過ごせない子を受け入れていた=2026年1月13日午後4時57分、東京都新宿区西新宿4丁目、狩野浩平撮影 公立小・中学校で子どもの主体的な学びを目指す改革が相次ぐなか、この春、改革派と呼ばれた一人の校長が教職を去る。東京都新宿区立西新宿小学校の長井満敏さん。2023年度以降、通知表や単元テスト、宿題の廃止などを進めてきた。定年退職よりも前に、学校から離れるわけは――。学校のシステム自体に問題 ――改革を進めた背景を教えてください。 教師がテストや点数を通じてではなく、一人の存在として子どもたちを見る。そんな学校を作りたいという理想がありました。 きっかけは、授業中に落ち着きがないことで有名だったある子どもの存在です。教師たちは手を焼いているというけど、放課後に遊んでいる時はすごく穏やかで、他の子と仲良くしている姿が印象的でした。 同じ子が、場が違うと全く違う顔を見せる。これは子どもが悪いのではなく、学校のシステム自体に問題があるのではないか。そう思うと、オセロの白黒が一気に変わるように学校の見え方が変わったんです。 ――学校をどう変えようとしたのですか。 通知表は単元テストの点数や授業への取り組み方をもとに評価するものです。この作業は膨大で、教師が子どもを見るよりもテストの採点や序列化に必死になっていると感じました。 宿題も同じく、評価のために「やらせている」感が強い。子どもを疲弊させ、自ら学びたいという意欲を失わせているように思いました。 これらを廃止することで、教師も子どもも評価にとらわれ過ぎない、主体的な学びができるのではないか。そう考えたのです。改革がうまく進まないことに悩んだ長井さん。なぜ学校は変わらないのか。その背景を考えると、20年以上前に教育界で起きたある騒動が思い当たるといいます。改革がもたらした嫌悪感 ――結果はどうでしたか? いやあ、あまり変わりません…【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちらこの記事を書いた人狩野浩平東京社会部|教育担当専門・関心分野いじめ、不登校、子どもの権利、ニューロダイバーシティー、幼児教育、性暴力関連トピック・ジャンルこんな特集も教育情報(PR)注目ニュースが1分でわかるニュースの要点へ3月19日 (木)ガソリン史上最高値 190.8円知事の退職金 制限可能にWBC、ベネズエラが初優勝3月18日 (水)艦船派遣 圧力増すトランプ氏被爆者の森重昭さん死去赤飯給食 3.11と重なり廃棄3月17日 (火)沖縄・辺野古沖で船2隻が転覆親子3人殺害 被告に無期懲役ミラノ冬季パラが閉幕3月16日 (月)WBC 日本、準々決勝で敗退バンクシーの正体を特定「ホルムズ海峡に船舶を」トップニューストップページへ日銀が金利据え置き 植田総裁、次の利上げ「イラン情勢がポイント」16:20女子児童を盗撮した疑い、小学校教員を逮捕 「100回やった」供述13:36麻生氏「言葉も見つからない」 最側近の松本純氏の死去を公表15:00東京でサクラ開花 昨年・平年より5日早く 満開1週間以内にも15:40ネタ時間は5分だけ タイパ時代の新たな落語番組を読売テレビが制作13:00先生、医師になるよ がんで逝った担任の16年前の言葉に励まされ12:00