毎日新聞 2026/3/20 17:44(最終更新 3/20 17:44) 844文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷【神村学園-横浜】九回裏横浜2死満塁、打者・林田滉生を三振に仕留め、喜ぶ神村学園の先発・龍頭汰樹=阪神甲子園球場で2026年3月20日、岩本一希撮影選抜高校野球1回戦(20日、甲子園)○神村学園(鹿児島)2―0横浜(神奈川)● 最大の山場は、「あとアウト一つ」の最終盤に待っていた。極限の状況でも神村学園の主戦右腕・龍頭(りゅうとう)汰樹(たいき)は、ストライクゾーンいっぱいを丁寧に攻めた。 2点リードの九回2死満塁。「一球一球全力で」と外角いっぱいに直球、フォークを投げ、カウントを整えていく。最後は2ボール2ストライクから123キロのスライダーを振らせて、息詰まる接戦を締めた。無四球での6安打完封と、盤石の128球だった。Advertisement 元々は内野手だったが投手への思いを強く持ち、高校入学後に転向。マウンドでは性格が一変し、小田大介監督は「いつもはかわいい感じだが、プレー中は勝負根性と負けん気がすごい」と表する。相手打者をよく観察し、狙いと逆を突く能力にたけているという。 大会直前まで調子が悪かった。練習試合で失点を重ねて弱気になる姿に、小田監督は「そこで立て直すのがお前の役割」と厳しい言葉をかけた。本当は龍頭一人が原因ではなかったが「彼が崩れたらチームは終わり」とあえて突き放した。【神村学園-横浜】完投した神村学園の龍頭汰樹=阪神甲子園球場で2026年3月20日、岩本一希撮影 試合2日前、小田監督は初めて龍頭に本心を明かした。 「お前のボールは正直、悪くはない。野手のエラーも要因。でもそこで打ち取るのがエース。お前はそんなに悪くないから、自信を持って行きなさい」 前日のブルペンには、厳しいコースに次々と力強い球を投げ込む龍頭の姿があった。「一気に(気持ちが)入った。これで行ける」と小田監督。重荷が消えた龍頭は期待以上の投球で聖地のマウンドで躍動した。 最終打者のバットが空を切った瞬間、マウンドの龍頭もベンチの小田監督も思いきり拳を握りしめた。前回覇者の横浜が公式戦で零封負けを喫するのは5年ぶり。 小田監督は「彼らの人生においても自信につながる。高校野球にも新たな風を吹き込む、何かが変わる一試合になったと思う」とその重みを強調する。まだ少し肌寒さが残る春の聖地で、かけがえのない一勝を手にした。【角田直哉】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>