インタビュー 山越峰一郎毎日新聞 2026/3/20 18:00(最終更新 3/20 18:00) 有料記事 2268文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷脚本家の吉田恵里香さん=クィーンビー提供 昨春に放映され、前橋市に暮らす5人の女子高校生が悩みと向き合うストーリーが反響を呼んだアニメ「前橋ウィッチーズ」。脚本を手がけたのはNHK連続テレビ小説「虎に翼」で知られる吉田恵里香さんだ。「頑張る人、疲れた人の居場所になれたら」と語る。【聞き手・山越峰一郎】なぜ舞台を前橋に? ――作品の舞台は、監督らが何カ所か見て回ったそうですね。 ◆地方に住む若者に寄り添える場所が良いと考えていました。前橋はぴったりでした。作品は、空き店舗のシャッターを開けると魔法の花屋につながる設定です。前橋へ行った時、印象的だったのはシャッター街。人口流出はどこの地方も抱える問題で、年配の人メインの話になりがちですが、そこで生きている10代の子もいます。 ――2話のエンドロール後、主人公の一人が客に「デブ嫌い」と暴言を吐き、3話は体形の悩みを扱います。 ◆今は性別、年齢を問わず、容姿に縛られているのではないでしょうか。大人も、ありのままでいることを想定していません。痩せている、美しくあろうとする、おしゃれでいること自体が駄目ではありません。それらが人に優劣をつけるのに使われすぎていること、そのせいで社会が大勢の人々の不安をあおり、傷を作っていることが問題だなと思っていました。なので、最初に取り上げました。 以前から、女の子の話を書く時には、さまざまな体形の子が出てほしいと思っていました。また、いろいろなルーツ(人種)、いろいろな年齢の子が出ているのがベストだと思っています。ただ、当事者が傷つく言葉が生まれてしまうのも事実で、慎重に扱わなければいけない部分ではあります。 ――ヤングケアラーが登場することも話題になりました。 ◆執筆を始めた数年前、気が利くケアを担う女の子を、良い行動としてのみ描くエンターテインメント作品が多く、良くないと感じていました。頑張っている子はすばらしいですが、メディアが「お母さんの代わりができて、すてき」と切り取るのは問題です。表面上は明るい子も、仲間に見せている面がすべてでなく、抱える問題は他人に分からないのも表現したかったです。 支援団体に現場の声を聞くと、苦しい境遇に置かれる子、虐待される子もいます。家族の仲が良くても、どうしてもケアを担う必要がある子もいます。当たり前ですが一人一人状況は違います。すべてではありませんが「かわいそう」と思われると、愛する家族への批判に聞こえてしまうと改めて気づかされました。そのため、登場人物の家庭の描き方は気をつけました。「100点」目指せない社会 ――主人公の一人が中盤、ファッションで100点より70点を目指すのはなぜですか。…この記事は有料記事です。残り1164文字(全文2268文字)【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載この記事の筆者すべて見る1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>