目立つ「ホルムズ先送り感」 対立避け同盟強化演出した首脳会談

Wait 5 sec.

深掘り図解あり毎日新聞 2026/3/21 06:00(最終更新 3/21 06:00) 1471文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷ホワイトハウスで会談する高市早苗首相(左)とトランプ米大統領=2026年3月19日、AP 高市早苗首相とトランプ米大統領との首脳会談は、焦点だったホルムズ海峡の航行の安全確保に関しては対立を避け、同盟強化を演出する形となった。ただ、トランプ氏が海峡への艦船派遣要求を強める可能性は否めず、先送り感も目立つ会談となった。友好ムードに日本側安堵 「強い日本、強い米国。豊かな日本、豊かな米国。私たちはこれらを実現するための最強のバディー(相棒)だと確信している」。首相は19日、ホワイトハウスで開かれた夕食会で、会談に続きトランプ氏をファーストネームの「ドナルド」と呼び、首脳間の信頼関係と同盟強化への手応えを強調した。Advertisement トランプ氏も「日米パートナーシップはかつてないほど強固で素晴らしいものにできる」と言及。円卓にはグーグルのピチャイ最高経営責任者(CEO)、ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長らも並び、政治・経済両面での協力強化を印象づけた。 これに先立つ会談は約1時間半続き、トランプ氏は執務机を案内して自分のサインペンを日本側関係者にプレゼントするなどし、米側職員が「予定時間を超えている」と声かけして終了した。日本は会談で同盟の抑止力強化を確認できた点を重視。政府高官は「和やかな雰囲気の中、大変な成功だった」と安堵(あんど)の表情を見せた。「異例の厚遇」を期待WEB1・日米首脳会談での.eps ただ、首相訪米前、トランプ氏はこうした友好ムードとは裏腹に、ホルムズ海峡の船舶護衛に慎重な日韓や欧州などの同盟国に対し「恩知らず」「米国は誰の助けも必要ない」と非難を強めていた。日本は交戦が継続する現状で自衛隊の艦船派遣は難しいとの立場で、会談でトランプ氏が同様の要求を突きつければ日米の足並みの乱れが表面化しかねず、「日米が対立して喜ぶのは中国だけ」(外務省幹部)と警戒していた。 政府関係者は会談後「実際にはトランプ氏は開口一番、『貿易などを話そう』と言った。米国は日本が心配したほど軍事面の貢献を求めていたわけでなく、経済面で日本に期待していた」と振り返った。会談では関税合意に基づく11兆円を超える対米投融資第2弾を決め、重要鉱物の協力なども確認。中国が日米間にくさびを打ち込めないよう、強固な両国関係を示す狙いは一定程度奏功した形だ。 ただ、昼食と夕食を共にする当初の予定は夕食会のみに変更になった。関係者によると、第2次政権発足以降、トランプ氏と2回食事を共にする外国首脳は高市氏で2例目となるはずだったが、期待した「異例の厚遇」はなくなった。続くいばらの道 イラン攻撃を受け、3月末に予定していたトランプ氏の訪中は延期され、直前に対中認識をすり合わせる意義も後退した。会談では中国を巡る諸課題に緊密に連携する方針を確認したが、昨年2月に石破茂首相(当時)が訪米した際のような首脳共同声明の発表は見送られた。声明に盛り込んだ「東シナ海での力や威圧による現状変更の試みへの反対」との内容は、今回は中国を名指しする形では発表されず、中途半端な形となった。 首相は米・イスラエルによるイラン攻撃について「情報を持ち合わせていない」として法的評価を避けてきた。 会談では世界中に平和と繁栄をもたらせるのはトランプ氏だけだと伝えたが、攻撃ではイランの最高指導者ハメネイ師が殺害され、多くの市民が犠牲となっており、米国に加担しているとみられかねない。 野党の反発も必至で、2026年度予算案の参院審議に影響を与える可能性もある。会談を乗り切った首相だが、原油高騰などの対策も迫られており、いばらの道が続きそうだ。【田所柳子、ワシントン飼手勇介】【時系列で見る】関連記事あわせて読みたいAdvertisementこの記事の特集・連載1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>