処分難しい大量の海洋ごみ 「チャンピオンベルト」で理解深めて

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毎日新聞 2026/3/22 14:00(最終更新 3/22 14:00) 1152文字ポストみんなのポストを見るシェアブックマーク保存メールリンク印刷チャンピオンベルトを掲げる石田貴之さん=大阪市東住吉区で2026年3月12日午前11時13分、露木陽介撮影 海岸に打ち上げられたり、海上を漂流したりする「海洋ごみ」。自然分解されないプラスチック製品が大半で、生態系や環境に深刻な影響を及ぼしている。そうした海洋ごみを再利用し、プロレスのチャンピオンベルトを製作した。 普段は大阪市東住吉区で革ベルトやバックル、カバンの金属パーツを製造・販売する会社を経営する。創業は1974年で、自身は2代目だ。Advertisement 近年、アパレル業界は大量生産・廃棄による環境負荷の大きい産業と指摘され、環境配慮への意識が急速に高まっている。「部品メーカーとしても、リサイクル素材を使った製品が作れないか」。考えを巡らせていた。 そんな折、福井県の海岸の海洋ごみを清掃する団体とつながることができた。2022年11月、若狭湾の沿岸を訪れ、初めて海岸の清掃イベントに参加した。 ポリタンクや漁網などの漁具、ペットボトル――。海岸には拾っても拾っても拾いきれない量の海洋ごみが落ちていた。 また、海洋ごみは塩分の影響で通常のプラスチックごみのような処分が難しいという現状も知った。そのまま焼却すると塩素などの有害物質が発生するうえ、焼却炉も傷めてしまうためだ。「量だけでなく、その処分も一筋縄にいかない。二重に衝撃を受けた」と振り返る。 「海洋ごみをリサイクルした商品を作れないか」と模索したものの、コスト面などからうまくいかず。ただ、清掃団体のメンバーらと話し合う中で、知り合いに大阪を拠点とするプロレス団体「大阪プロレス」の社長がいたことを思い出した。「チャンピオンベルト、できたら面白いかも」。社長に海洋ごみから作るチャンピオンベルトをイベントで使ってもらえないか相談し、快諾を得た。 「ベルト屋ではあるもののチャンピオンベルト制作は初めて」と、見よう見まねで仕様書を作成。土台のベルト部分は革製品の製造で出る端材をつなぎ合わせて作った。装飾は福井県から持ち帰った海洋ごみを細かいタイル状にし、地元小学生らに思い思いに貼り付けてもらい、モザイクアート風に仕上げた。 完成したチャンピオンベルトは、25年9月のイベント試合「大阪SDGs選手権」のチャンピオンへ作り手の小学生が直接贈呈し、お披露目された。「チャンピオンが掲げると会場も『おぉー』となってくれた。女性からは『かわいい』という声もあり、ええもん作ったなと思えた」 現在は、2代目のチャンピオンベルトの製作に取りかかっている。「海洋ごみへの理解につながり、やがて商品にできればうれしい」と先を見据える。【露木陽介】 ■人物略歴石田貴之(いしだ・たかゆき)さん 1975年12月生まれ、大阪市東住吉区出身。装身具製造販売会社「ホット」の社長を務める。学生時代は潜水部に所属していたといい、「キャンプなどアウトドアは今も大好きです」。あわせて読みたいAdvertisement1時間24時間SNSスポニチのアクセスランキング1時間24時間1カ月アクセスランキングトップ' + '' + '' + csvData[i][2] + '' + '' + '' + listDate + '' + '' + '' + '' + '' + '' } rankingUl.innerHTML = htmlList;}const elements = document.getElementsByClassName('siderankinglist02-tab-item');let dataValue = '1_hour';Array.from(elements).forEach(element => { element.addEventListener('click', handleTabItemClick);});fetchDataAndShowRanking();//]]>